こどもパソコンIchigoJam(10)ーLCDやUSBビデオキャプチャーを使う | virt_flyのブログ

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↑USBビデオキャプチャーデバイスを使いUbuntu上のVLCでIchigoJam-PanCake互換機の画面を表示させる

IchigoJam画面をTVモニター以外で見るには

前回宿題をやったよ!と書いて以来、このブログを更新しないまま2ヶ月近くが過ぎてしまいました。連休になって一息つけたところで、久しぶりに更新することにします。

 

以前ふれたように、USBシリアル変換によりノートパソコンをIchigoJamの液晶ディスプレイがわりにすることは、どうにもレスポンスが悪く一部表示も乱れることから、使えないとみなさざるをえませんでした。宿題ほどのことではありませんが、IchigoJamを持って外出するには、何か代替案が必要でしたので、今回はその話題とします。

LCDをつないでみる

ありきたりですが、まず思いつくのはLCDをつなげてみることでしょう。COVID-19の感染拡大で外出しづらくなることを見越して買っていた、LCDをつなげてみます。aitendoの128×64ドットでSPIバスのFSTN液晶モジュールです。ラズパイでもよく使われるミニオンダッシュモニターと価格的に同じくらいのものをと選んだものですが、かなり画面が小さく、後悔するはめになったものです。

 

接続は、端子同士をジャンパー線でつなぐだけで、ちゃんとBASIC画面が見えますが、使用のたびに線をつなぐのでは面倒ですので、IchigoJamの上にスタッキングするだけで使えるように、工作することにしました。

 

 【配線】

 液晶モジュール側  IchigoJam側
   7(SCL)    IN1
   8(SI)   VIDEO2
   9(VDD)   VCC
   10(VSS)   GND
   11(LEDA)   VCC
   12(/CS)   GND
   13(/RST)   IN4
   14(A0)   IN2

写真はai.bat.jamに乗せたLCDです。手元にあったユニバーサル基板を使ったので形が不揃いなうえ、わずかなズレで純正IchigoJamのCN5のコネクタをふさいで使えなくするミスを起こしてしまい、結局液晶モジュールを乗せたユニバーサル基板上にCN5を設けざるをえなくなりました(その後、USBシリアル変換用にさらにコネクタを増やしています)。

 

LCD画面に映っているのは、モバイルシューティング。その奥に立っているのは、aitendoのEEPROMです。CN3,CN4にスタッキングするタイプのEEPROMが使えないのに対し、CN5を使用するこのEEPROMのおかげで、モバイル対応のBASICプログラムを楽しめる可能性が広がります。

 

RCA端子でつながれたTVモニターからLCDに画面を切り替えるには、SWITCH1とコマンド入力することで実行します。逆に、戻す時のコマンドはSWITCH0です。

役立つUSBビデオキャプチャーデバイス

LCD画面が思ったほか小さかったため、今ひとつ試すことにしたのが、USBビデオキャプチャーデバイスです。接続したビデオカメラの受像やテレビ画面の取り込み、ビデオテープの映像を動画ファイルに転換のために使用するものです。これを使ってIchigoJamの画面をノートパソコンの液晶画面上に表示させようというものです。

 

ノートパソコンの画面を流用できるだけでなく、BASICプログラムを実行した様子をキャプチャーすれば、TVモニター画面への映り込みを気にしながらスマホで写真を撮る必要もなく、きれいなスクリーンショットを手に入れることができ、好都合です。

 
↑USBビデオキャプチャー  

 

ところが、買ってあったaitendoのUSBビデオキャプチャーは、何をしようがIchigoJamはさっぱり映らず、信号自体を認識していないようです(注参照)。悔しいので、さらに半値近く安いものをネットで購入することにしました。こちらはこちらで、いつまでたっても商品が届かず、再発送を求めて1ヶ月遅れでやっと手に入るという、ひどい目にあいました。

 

新たに手に入れたUSBビデオキャプチャーには、ドライバーやソフトの入ったCDディスクが添付されていましたが、自宅の古い外付けDVDドライブでは認識せず、あっさりWindowsはあきらめてUbuntuで試してみました。

 

とくにドライバーのインストールは意識する必要はなく、ソフトにVLCを使用することで、すぐIchigoJamの画面を見ることができました。Ubuntuは何事も簡単に実現でき、Windowsのように難しくないのが助かります。ちなみに、Windowsでも、VLCでIchigoJamの画面を見ることができました。

 

追記)書き漏らしていましたが、音声については現状では出ていません。どちらかと言えば、外出時の画面表示のためを想定してのことでしたから、音の出ることを望んではいなかったので、音声を出すにはどうすれば良いかまでは確かめていません。

 

 なお、いつもいつも「りんごをさっちゃん」では芸がないので、追記ついでにトップのスクリーンショットを差し替えました。恥ずかしながらゲームは苦手なもので、得点や残機数はつい捏造してしまいました。御上が御上なだけに、悪事は下々まで伝染ということで、ここは見逃してください。

 

↓画像は、VLCでの設定(UbuntuとWindowsとでVLCの設定画面が若干異なる)

 

注)aitendoのUSB ビデオキャプチャーは、Ubuntu上のVLCでもIchigoJamの画面を表示できませんでした。ところが、PanCakeもどきのai.cakeが出力するプログラム実行画面は表示するのですから不思議です。