↑「りんごをさっちゃん」の画面。TVの画面サイズ設定をノーマルに。小さくなりすぎですが色がきれいです。
わずかな改造で劇的改善!
今回は、IchigoJamをいじってくるなかで、うまくできなかったことや不明な点など、持ち越されてきた宿題を片付けることにします。
IchigoJamが液晶TVの画面に収まらない件
ここに書くまでもないことですが、IchigoJamの画面が液晶TVの画面に収まらない件については、何かしら調節ができるはずとリモコンを調べ、ツールから画面サイズを開き、ノーマルを選択することで解決しました。ただし、操作はあくまでSHARPの古い液晶テレビAQUOSでのこと。なお、ノーマルでは画面が小さくなりすぎます。スマートズームがまだ少し大きいかも。冒頭の写真は、ノーマルのものです。
ai.cakeの画面の色がおかしい件
冒頭の写真は、「りんごをさっちゃん」の画面です。こどもサウンドグラフィックボードのPanCakeを使って遊ぶゲームですが、前々回、PanCake互換機のai.cakeではTVモニターの色が変でうまく映らないことを書きました。見違えるほどきれいです。
PanCakeにはあるがai.cakeにはないトリマーをつければ改善されるとの記事が、「電気電子工作の部屋」というサイトに書かれておりましたので、イチかバチか試してみた結果です。伊藤温司さんに感謝です。
↑色はこうでなくちゃ
水晶発振器に基板の裏から15pFのセラミックコンデンサーと20pF のトリマーコンデンサをハンダ付けしただけですから、部品代にして40円ほどの追加。合計費用はPanCakeのキット代のまだ半分にもならないのに、ほぼ同等の機能が手に入り、このきれいさですからうれしくなってしまいます。
↑ai.cakeを改造。基板の裏にトリマーとセラミックコンデンサーをつける
USB-シリアル変換ケーブル(FT232R内蔵)がうまく使えない件
IchigoJam ROMカセットの足が短いのは、なにも共立プロダクツが悪いわけではなく、どこの製品であってもアクリルケースに入ったIchigoJamには届きそうにありません。まだ、足の長いピンソケットやジャンパー線を使えばなんとかなるでしょう。それより、USB-シリアル接続でIhigoJamをパソコンでモニターするのは、処理が追いつかないのかかなり困難ぽいとわかったことの方がショックです。
USB-シリアル接続については、前回書いたようにCP2102チップ内蔵のモジュールはまがりなりにも動くものの、FT2232R チップ内蔵の共立プロダクツのケーブルについては、まだ使えていませんでした。
ポートが開けなかったのやらジャンパー線の接続間違いだったのか、今となっては、何が悪かったのかわからないくらい、普通に接続することができました。USB-シリアル変換ケーブル用のピンヘッダが用意されている共立プロダクツのIchigoJam ROMカセットと併用すると接続間違いせずに済みそうです。
使えることが確認できたのはラッキーでしたが、使えると言ってもパソコンでIchigoJamをモニターするのは、残念ながらやはり芳しくはありません。
おまけ



