97式飛行艇に計器を | virt_flyのブログ

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97式飛行艇に計器を

 

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  ワクチン注射していたのにインフルエンザにかかりました。仕事柄、半強制的に予防注射をうけていましたので、比較的軽症ですみました。どちらかといえば、熱がでる前の2・3日の方がつらかったですね。

  周囲には感染した人がいましたから、覚悟していたのですが、大勢による大事な会合が日曜日に予定されていて、感染拡大させては困りますから休むにしても、誰か代理に参加してもらわなければならず、確定病名がないと言い出しにくいのが大問題でした。
  熱が上がりだし、そろそろ検査キットに反応が出そうかなと思われるまで待ち、ようやく土曜の晩に病院に行きました。微妙なタイミングでしたが、陽性反応が出て「無事」インフルエンザA型と判定されました。

  インフルエンザだとわかると、職場の子持ち女性から忌み嫌われます。しばらくは出勤停止です。タミフルが即効熱を下げ、それまでとはすっかり正反対にやる気もおこり、せっかくできた休みを有効に利用しないと、迷惑をかけたみなさんに申し訳がないだろうと、企んだのが、FlightGrar用につくった97式飛行艇に計器パネルをつくろうということ。

  写真をみても何がどれかは素人にはさっぱりわかりません。幸い日本の軍用機の計器については、ご奇特なお方がよく調べておられ、「船津航空計器博物館」にその成果がまとめられ、計器パネルの画像まで掲載されていて、モデリングするものには大助りです。

  日本海軍の計器リストと機種別の計器パネルの画像を見比べ、特定作業をするのですが、バリエーションの違いなのでしょうか、差異があってなかなか確定にいたりません。特に困ったのが羅針儀です。97式飛行艇の羅針儀とされながら、当該計器パネルの画像にはそんな形の計器はみあたらないのです。一方パネル画像では穴が開いていて光学照準器様のものが別途見えます。自動車のダッシュボード上によく見かける、液体に浮かんだ平たい円筒の側面のメモリから方角を読み取る方位磁石は、連想しやすいですが、オートジャイロのようなものは大げさ過ぎて、そんなもの積んだのかと言う感じです。


  計器の3Dモデルは既存の機体のものを借用するつもりなのですが、パネル画像には半分が青く塗られた水平儀がるのですが、FlightGearの日本軍機にはそうした計器をもつものがなく、少々困惑。代用もやむなしとするしかなさそうです。

  付け加えると、吸入圧力計は似たものをA6M2から借用、その他の計器はNakajima-B5Nから借用したのですが、計器パネルの大きさに比べて、吸入圧力計以外はなぜかかなり小さいのです。

 

  なかなか、完璧な仕上げとはいきませんが、今回はこれくらいにしましょう。