
めちゃ、まずい!
以前、FlightGearにはYak機がないと書いてしまっていましたが、何とちゃんとあることに今頃気付きました。米国サイトのダウンロードのページには、あるにはあったのでしょうが、No Imageの表示のために見落としていたようです。誠に申し訳ありません。
Yak(Як)は、もちろん有名な旧ソ連のヤコブレフ設計局が開発した、レシプロ戦闘機のこと。第2次世界大戦時の傑作機にあげられる機体です。
ただし、FlightGearにあるのは、スターリングラード攻防戦で活躍し、「スターリングラードの白ユリ」とよばれた女性撃墜王リトヴァクの乗機であったYak-1あるいはYak-1bではなく、Yak-3。Yak-3が登場するのは、史上最大の戦車戦と言われたクルスク戦に、試験投入されて以降のことです。
画像は、自由フランス空軍「ノルマンディー・ニーメン」の機体の塗装を模して、リペイントしたもの。軍用機は敵に発見されにくいように塗装されているためか、地味でFlightGearの画面では目立ちません。そのため、少し見栄えのするものにと思い、リペイントを試みたものです。
なお、元々の機体の3Dモデルは、操縦パネルがまだないばかりか、ボデ-も未完成でおかしなところもいくつか見られ、少し修正を加える必要がありました。また操縦は、Yak-3自体がそうなのかは知りませんが、多少くせがあるようで、離陸時左に傾き、油断すると地面に接触・激突してしまいますので、注意が必要です。