川西式4発飛行艇 | virt_flyのブログ

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↑作成途中の大日本航空の川西式4発飛行艇。

川西式4発飛行艇H6K

 子供の頃は、船舶が結構好きだったこともあるのでしょう、飛行機も水面に浮かぶ水上機や飛行艇が大好き
 そこで、前から関心のあった川西式4発飛行艇を作ってみることにしました。とは言っても、まだフライトモデルのないただの3Dモデルですから、プロペラは回らず、エルロン、ラダーも動きません。コクピットの窓にはガラスも入っておらず、3Dモデルの細部もまだこれからですが、一応の形ができましたので、画像を公開です。

 画像は、国策会社である大日本航空会社のH6Kを模したもの。優美な機体ですが、元々は軍用機なんですね。帝国海軍の97式飛行艇といったほうがとおりがよさそうです。

 日本人ほど飛行艇に執心の国民もめずらしいのでは、ないでしょうか。この後2式大艇をものにした川西航空機は、戦後新明和興業に社名をあらためPS-1やUS-1などの飛行艇を製造し、現在もUS-2を生産しています。飛行艇の活躍できる場面はかなり限られていることでしょうに。

 思うのは、東日本大震災の際に津波によってできた大量の漂流物を、漂着してからでは回収が困難となり他国に迷惑をかけることになるので、その前に洋上にて何らかの処理ができなかったのか、飛行艇で人を運ぶなりして対策がとれたのではと。外国からの漂着物に苦しめられてきた日本が、何かしたと聞かないのが残念です。

 それはさておき、Wikipediaによれば、大日本航空は、1939年4月から横浜ーサイパンーパラオ(コロール)への定期郵便・貨物便を開設、1941年4月からは、川西式4発飛行艇により、横浜を基点に、サイパンーコロールートラック島ーポナペ島-ヤルートへの南洋諸島定期便を開設したとのこと。このほか、横浜ー淡水ーサイゴンーバンコクへの国際路線と淡水-パラオ間の路線も試験運航されたものの、定期便開設には至らなかったそうです。この年12月には太平洋戦争が勃発しています。
 

 ちなみに、横浜を朝に出発し、8時間かけてサイパンに到着すると、当地で1泊ののち翌朝出発して、7時間(パラオ発の場合は7時間30分)かけてパラオに飛行するもので、横浜発は第一・第三水曜日、パラオ発は第一・第三土曜日に運航されていたんですね。片道の運賃は、サイパンまでが235円、パラオは375円で、東京-大阪間の34円の11倍だったようです。
 
 3Dモデリングの方は、相変わらず上達せず、できばえにはがっかりします。とくに、機首部分や尾部の形を自然な滑らかなものにすることがどうしてもできません。
 また、三面図を見てつくっているのですが、正確なものなのか疑わしさを禁じえません。
 そんなわけですから、実際とはかなり趣きが異なっているかもしれません。