





ミステル(親子飛行機)はどうすれば再現できるでしょうか? とりあえず外見をとりつくろうおおよその方法は考えました。でも課題も。
3Dモデル
機体 組み合わせの実例からは、現在のFlightGear用の機体のなかで親機として使えるジェットはMe262、AR-234、He162がありますが、子機としてはMe262しかなさそうです。子機のMe262はコクピットがないので、3Dモデルを改造します。
ドリー 子機にMe262を使用するミステルでは、ドリーは後輪が全部で4つ、さらにロケットブースターやドラッグシュートも必要。AR-234のドリーの3Dモデルを改造します。
支柱 親機と子機、あるいはドリーとを連結する支柱も適当に作る必要があります。
機体 組み合わせの実例からは、現在のFlightGear用の機体のなかで親機として使えるジェットはMe262、AR-234、He162がありますが、子機としてはMe262しかなさそうです。子機のMe262はコクピットがないので、3Dモデルを改造します。
ドリー 子機にMe262を使用するミステルでは、ドリーは後輪が全部で4つ、さらにロケットブースターやドラッグシュートも必要。AR-234のドリーの3Dモデルを改造します。
支柱 親機と子機、あるいはドリーとを連結する支柱も適当に作る必要があります。
切り離しのアーキテクチュア
子機の切り離し 他に方法があるのかも知れませんが、子機をミサイルに見立て慣れた発射の要領で切り離す方法を採用することにします。
ドリーの切り離し AR-234ではgキーを押せばドリーが消え、まるでギア同様にGキーを押すと出現します。ミステルでは親機のギアの出し入れができるようにしたいし、ドラッグシュートの様子も再現したいので、これはどうも不都合。子機同様の(ドロップタンク)切り離し方式にします。
子機の切り離し 他に方法があるのかも知れませんが、子機をミサイルに見立て慣れた発射の要領で切り離す方法を採用することにします。
ドリーの切り離し AR-234ではgキーを押せばドリーが消え、まるでギア同様にGキーを押すと出現します。ミステルでは親機のギアの出し入れができるようにしたいし、ドラッグシュートの様子も再現したいので、これはどうも不都合。子機同様の(ドロップタンク)切り離し方式にします。
飛行特性
2つの機体を連結するのですから、単体の場合とは飛行特性が変わってくるはずです。親子別種の機体であればなおさら。これをいかにして反映するのかは、かなり難しい課題になりそうです。親子同じ機体なら燃料の消費度合いも同じで飛行特性は大きく変わらないだろうとの勝手な判断をしていますが、少なくとも重心が変わってくることは間違いありません。
子機切り離し後の親機の飛行特性を考えれば、重心は親機の重心に近い方が無難でしょう。そのためには、親機と子機、ドリーの位置関係を当該ミステルの起動xmlファイルで指定する方法はとらず、3Dモデルであらかじめ親機を置いた中心座標からの絶対的位置関係を決めておく方法をとるほうがよさそうです。
増槽タンクがわりに子機のエンジンだけで飛行する場合も再現したいものです。この場合は機体の総重量の変化を考慮する必要がありそうです。できれば異なる機体の親子飛行機の再現も。
2つの機体を連結するのですから、単体の場合とは飛行特性が変わってくるはずです。親子別種の機体であればなおさら。これをいかにして反映するのかは、かなり難しい課題になりそうです。親子同じ機体なら燃料の消費度合いも同じで飛行特性は大きく変わらないだろうとの勝手な判断をしていますが、少なくとも重心が変わってくることは間違いありません。
子機切り離し後の親機の飛行特性を考えれば、重心は親機の重心に近い方が無難でしょう。そのためには、親機と子機、ドリーの位置関係を当該ミステルの起動xmlファイルで指定する方法はとらず、3Dモデルであらかじめ親機を置いた中心座標からの絶対的位置関係を決めておく方法をとるほうがよさそうです。
増槽タンクがわりに子機のエンジンだけで飛行する場合も再現したいものです。この場合は機体の総重量の変化を考慮する必要がありそうです。できれば異なる機体の親子飛行機の再現も。
機体のコントロール
先の切り離し方式を採用する限り、切り離し前までは、親機と同様に子機のエルロン、ラダー、エレベータが操作できます。ただし、親機と子機、ドリーの位置関係を当該ミステルの起動xmlファイルで指定する方法をとる場合には、それぞれの回転軸の位置指定は当該子機の中心座標からの相対座標の指定で済み修正は不要ですが、上述の理由から、3Dモデルであらかじめ親機の中心座標からの絶対的位置関係を決めておく方法をとっている場合は、子機のxmlファイル中のそれぞれの回転軸の位置指定を改める必要があります。
なお、ミステルの重心が最上段の親機の重心位置に同じため、離陸時に機体の安定を保つのにかなり苦労しなければなりません。
一方、切り離し後の子機のコントロールですが、プログラムされた切り離し時の初期設定にもとづき飛行する以外、まったくのノーコントロールとなります。資料に見られる子機のオートパイロットとは、勝手に飛んでいくと言う意味ではないのでしょうか。
先の切り離し方式を採用する限り、切り離し前までは、親機と同様に子機のエルロン、ラダー、エレベータが操作できます。ただし、親機と子機、ドリーの位置関係を当該ミステルの起動xmlファイルで指定する方法をとる場合には、それぞれの回転軸の位置指定は当該子機の中心座標からの相対座標の指定で済み修正は不要ですが、上述の理由から、3Dモデルであらかじめ親機の中心座標からの絶対的位置関係を決めておく方法をとっている場合は、子機のxmlファイル中のそれぞれの回転軸の位置指定を改める必要があります。
なお、ミステルの重心が最上段の親機の重心位置に同じため、離陸時に機体の安定を保つのにかなり苦労しなければなりません。
一方、切り離し後の子機のコントロールですが、プログラムされた切り離し時の初期設定にもとづき飛行する以外、まったくのノーコントロールとなります。資料に見られる子機のオートパイロットとは、勝手に飛んでいくと言う意味ではないのでしょうか。
親機が着陸できない問題
未解決問題のなかでも顕著な問題は、親機のギア問題というか、子機を切り離し後の親機が着陸できないこと。ミステル時の親機はギアが常に格納状態にあり、親機単体の時にはg/Gキーでギアが出し入れできるようにしたいのですが、今のところ良い方法がなく、プログラミングでギアは出せないようにしています。いずれにしても、ミステルの親・子・ドリーの3段重ねのため、親機の中心座標が地表よりかなり高いところにあるため、とてもギアが地上に届かず、事実上着陸できないに等しい問題も未解決なのでギアがでたところで今のところ意味がないのですが。
未解決問題のなかでも顕著な問題は、親機のギア問題というか、子機を切り離し後の親機が着陸できないこと。ミステル時の親機はギアが常に格納状態にあり、親機単体の時にはg/Gキーでギアが出し入れできるようにしたいのですが、今のところ良い方法がなく、プログラミングでギアは出せないようにしています。いずれにしても、ミステルの親・子・ドリーの3段重ねのため、親機の中心座標が地表よりかなり高いところにあるため、とてもギアが地上に届かず、事実上着陸できないに等しい問題も未解決なのでギアがでたところで今のところ意味がないのですが。
画像。上段左:子機を切り離すMe262 Mistel。上段右:ターゲットへ向う子機。中段左:ターゲットに向い高度を下げる子機。中段右:下方に白い航跡をひきターゲットに向う子機。下段左:画面右にターゲットに迫る青い子機。下段右:ターゲットをはずし海上で爆発する子機。無線操縦でもなければ、子機をターゲットに命中させるには相当の熟練が必要でしょう。