みほちゃん

リトルピアノツアー、福岡からのスタートになりましたが
２日間、なんとか歌い切ることができました。

遠くからはるばる来てくださった方もいらっしゃいました。
みなさん本当にどうもありがとうございました。



翌日月曜日、以前こちらのブログにも書いた友達のみほちゃんと会いました。

震災後、多くの人と同じように「自分に何ができるだろう」と探す中で彼女は、仙台市の
荒浜小学校という、被災した小学校の校長先生と直接電話で話すことができたそうです。

校長先生によると、校舎が無くなってしまい、新学期に向けてやっと借りられる場所が決まったばかり。
まだ何人の児童が登校可能なのかも正確には把握できていない、とのことだったそうです。

物は足りていますか？とお尋ねしたところ
じつは何も無いんです、とおっしゃったとのこと。

とりあえずはノートと鉛筆だけでも送りたいとみほちゃんが言うので
私も協力させてもらいました。

人数がわからないので、本当にとりいそぎ、なのですが、１００人分、
想像できる範囲で一通りの物を揃え、最後に
私はキラキラ光る「３Dの折り紙」、みほちゃんは「鯉のぼり」を
それぞれオマケに選びました。

まずは送ってみて、また校長先生に様子をお伺いしてみるとのことです。
そして不足している物の内容によっては、自分たちの力だけではなく、
文具店などに直接交渉するなど、どなたかのお力をお借りすることも考えるということです。

今のところみほちゃんひとりで動いているので、もし興味を持ってくださる方がいたら
ぜひ、協力をお願いします。

彼女はこのためにツイッターを始めました。こちらをご利用ください。
アカウントはこちら→　@mihokb（古賀ブラウズ美穂）


震災後すぐに私の友人達は支援物資や被災した方々の受け入れの事などで、
自分の所の自治体と掛け合っていたようですが、なかなか反応は重たかった様子です。
みほちゃんは福岡ですが、印象は同じだったようです。

電話だけでそこまで辿り着いたみほちゃんのように、
市民の中にはアイデアも行動力もある人がたくさんいます。
このような大きな災害の時は混乱もあるでしょうけど、
こんな時にこそ的確に機能するパイプがあるといいと切に思います。

私はライブ後２日間ほど母のところで過ごし、きょう帰ってきました。
「おかあさん」というのはものすごい癒しの存在だと、つくづく感じます。

私の母は私と違ってスピリチュアルなことに関してはかなり否定的で、
神様も精霊も魂もUFOも（？）目に見えないものは絶対に信じない人なのですが、
母自身も知らない不思議なパワーを持ってそうで、そばに居るだけで心身ともに回復します（笑。


福岡は桜が満開でした。

原発のことは相当心配ですが、、
桜のお陰で心には力が湧いてきました。。＊