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Virgoノート

忘備録代わりに。

観劇の感想とか映画の感想とか独り言とか。
たまに叫んだりします。
あと、一人で盛り上がって祭りが始まったときにも使用します。

なんということ!!
コルム・ウィルキンソン氏が来日コンサートだとー!?
行くに決まっとろう!!
行くに決まっとろう!!!
私の人生において生で彼の歌声を聞ける日が来るとはついさっきまで想像もしてなかったよ~!!
しかも梅芸公演もあるよ~!!
ヒャッホ~イ!!!
ようやっと東宝版エリザベートのキャストが発表されました~!

…随分若返ったな…という印象と。
想定の範囲内だな…というところと。
それは全く想定してなかったな…というところと。
色々あれこれ悲喜こもごも。
個人的にはあんまりそそられないかな?

タイトルロール、花總まりさんは舞台完全復帰されて昨年末から大活躍なので、来るだろうな~って感じでしたね!
蘭乃はなさんは言わずもがなですが、しかし退団後速攻だな!って驚いてもみたり…。
しかし、どちらも可憐で高貴なプリンセスッ!ってかんじの方なので、瀬名さんのようなパリッとした雰囲気のエリザベートもまた見たかったな~と、ちょっと残念。

トート、城田優さんは前々回でも同役を演じておられましたし、トート経験者では唯一若手だったので、これまた来るかな~って感じでしたよね…。
驚いたのは井上芳雄さん!モーツァルト卒業がアナウンスされてますが、次はトートかぁ~。元祖ルドルフとはいえ、トートになるとはなぜか想像もしてなかったなぁ。どんな黄泉の帝王になるんだろ。
しかし、城田さんにしろ井上さんにしろ、私はあんまり執着ない役者さんなんだよな~。

で、最も驚くべきはルキーニだよ~!
そもそも髙島さんから完全移行というのも驚きですよね!
おなじみ山崎育三郎くんはクンツェ&リーヴァイの世界でミルクを歌ったりしてたのでフラグは立っていたのですが…。それってコンサートじゃん!役として演じるとなると育三郎くんとルキーニってイメージ違うんですが、どうなるのでしょう。どう考えても育三郎くんはアナーキストにみえない。みえないよ。
そしてもう一方、尾上松也さーん!これは意外…。びっくりしたんですが、歌声的にも役回り的にも合いそうです。
二人とも、どういう風にルキーニを演じるのかめっちゃ楽しみ。

最後はフランツですが、田代万里生さんだと!?ルドルフ→フランツっていうのは面白いね。ラウル役の老けメイクも中々よかったので、フランツ役もいいのではないでしょうか。
佐藤隆紀さんは唯一名前も存じ上げませんでしたすいません…。

しかし…若いな!
あと…ちょっと軽いな。
ルドルフとゾフィーとマックスも含めて、最終的にどういうバランスになるんだろう…。

なんだかんだ言って気になるキャストには間違いないので、大人しく続報を待ちます。
京都劇場での開幕に合わせて行って参りました!
念願のジーザス・クライスト=スーパースターです。
ほんとはジャポネスクバージョンの方が観たかったんですが、今年はエルサレムバージョンしかやってなかったので、こちらになりました。

さて、このミュージカルですが。
私、これまで生では観たことがなくって、昨年くらいに発売されたアリーナツアーのBlu-rayを観てめっちゃハマったんです。
その頃私はちょうどアンドリュー・ロイド=ウェーバー祭りの後くらい。サンセット大通り(←再演万歳!)とかアスペクツ・オブ・ラブとかを観に行ってた年に、年末東京で劇団四季がやってるって知って行きたかったんですが、東京まで行くのお金かかるしな~ってことで断念したんですね。
その翌年にタイミングよくBlu-rayが発売されまして、新幹線代より安いからって張り切ってアリーナツアー版と2000年スタジオ版と1973年映画版が3枚セットになったやつを買ったんですよ。プロットも音楽も全く知らなかったのに冒険したもんですね…。
その結果、開封してディスクをPS3に突っ込んでからそのままアリーナ→スタジオ→映画と立て続けに見て、もう一度アリーナ→スタジオ→映画と見て、さらにまたアリーナ→スタジオ→映画と見て、iTunesでアルバム2枚ダウンロードして、Amazonで別のアルバム2枚注文するという作業を3日間で成し遂げたわけです。
あれから約1年半…、ついに劇団四季が全国ツアーで京都劇場に来てくれたー!やったー!てなわけで仕事帰りに寄ってきたのでした。

作品についてですが、イエス・キリストが磔にされるまでの最後の7日間を描いたもの…という以外一切の予備知識なしで初めて見たとき、私はもーれつに驚きました。

ユダが主役じゃないか!!

もう一度言います。ユダが主役じゃないか!!!
新約聖書では金目当てにキリストを売り渡した裏切者として語られ、もういっそ裏切者と書いてユダとルビ振れるほどに裏切りの代名詞として定着し、ダンテの神曲ではコキュートスにぶち込まれてるほどに呪われた人物ですよ。
自らの欲のためにキリストを売った…というのが正典ですが、このジーザス・クライスト=スーパースターでは、キリストの教えに熱狂した民衆がその本来の教えを超えて暴走し、キリスト自身にも収拾がつけられなくなっている…ということに対して危惧と失望を抱いたユダがイスラエルとキリスト自身のために裏切りを決意する…というものになっています。
ストーリー的にはヨハネの福音書をベースに、マルコ、マタイ、ルカのそれぞれの福音書からエピソードをちょっとずつ引っ張って来てくっ付けた感じ。オーソドックスな新約聖書のストーリーなのですが、これにユダの福音書的なテイストが加わって、非常に新鮮で心惹かれる物語に仕上がっています。
そしてもちろん音楽のよさ。アンドリュー・ロイド=ウェーバーが20歳のときの作品とのことで、今から40年も前に作られた曲なわけですが、全く古くない。驚くほど古くない。
ロックオペラと称されるらしいこのジーザス~は、聖書という古典的な題材を扱っていながら音楽は全編を通してロック!です。こういう音楽って結構流行り廃りがあるとは思うんですが、どの曲を聞いても廃り感は全くありません。目茶苦茶格好いい曲ばかり。改めてロイド=ウェーバー氏の神っぷりに敬服させられます…。
あとティム・ライスの詞もほんとーにほんとーによくって、日本語に訳すのもったいないくらい(CHESSもそうだったな~)。

例によって前置きが長かったのですが、以下、肝心の劇団四季版の公演の感想です。
舞台上の主要なセットはただ一つ、エルサレムの荒野を模した赤土の傾斜舞台です。舞台奥から手前に向かって傾いています。きわめてシンプルなセットながらに、これがこの演出版の全ての印象を決定づけていると思います。
この地ベタの上を、ジーザスが、ユダが、アンサンブルの皆様が、ゴロゴロ転がったり這いつくばったりします。
それはまるで、砂塵の舞うエルサレムの荒野に、人々が虫のように張り付いて蠢いているかのよう。苦痛と恐怖から逃れるために、縋り付くものを死に物狂いで求め、ジーザスの衣の裾を掴んでいる…そんな風に見えました。
非常に過酷なこの雰囲気は他の演出版にはない感じだったな~と思います。
音楽については、メロディは基本オリジナルと同じなのですが、編曲がかなり違います。
一部の曲がものすごい高速で流れたり、途中いきなり高速になったりするので、オリジナルのスコアで「次はこうなる」って知ってて聞いていると、「?!?!」ってなります。
キャストですが、相変わらず四季の役者さんを全く知らなくて、今回も誰がキャスティングされてるのか全く知らずに劇場に行ったところ、思いがけずピラトが村さんで「ヒャー!」ってなりました!美声を堪能しました。あと今回は違ったんですが、カヤパには高井さんも配役されてるんですね…。見たいです。ちなみに今回私が見たカヤパは金本和起さんで、低音がバリッバリに素敵ですんごく上手い方でした。
順序がアレですが、ジーザスの神永東吾さんは、歌い方が演歌調でびっくりしましたが、ゲッセマネとか難曲を見事に歌いこなしておられました。すごいっす。
ユダの芝清道さんは、地獄堕ち後のSUPERSTARのシーンが圧巻でした。めっちゃくちゃかっこよかったです。劇中で客席から拍手がわいたのは2カ所だけだったのですが、それがこのシーンと、下に書くヘロデのシーンでしたw
ヘロデは下村尊則さん。私このヘロデにツボった。一体この方何者ですか。わけわからんあの魅力を文章で表現できない。このシーンは、お付きの女の子たちも最高でした。
印象に残ったのはそんなとこかな。
あ、あとカーテンコールで、舞台の一番奥の中央付近にピラトとヘロデが並んでるんですが、終わるたびに「よっこらしょ」って感じで衣の裾を持ち上げて傾斜舞台の地平線に消えて行って、アンコールでまた地平線から現れて…っていう繰り返しが見ていて笑えました。
以上。

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ていうか書き上げたままなぜか公開してなかったので、今更上げておきます。

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劇団四季 ジーザス・クライスト=スーパースター(エルサレムバージョン)
京都劇場 12/5(金)19:00開演

演出:浅利慶太

CAST

ジーザス:神永東吾
ユダ:芝清道

マリア:観月さら
カヤパ:金本和起
アンナス:吉賀陶馬ワイス

ピラト:村俊英
ヘロデ:下村尊則