偶然か必然か。

彼女の元旦那に遭遇した。






昨日は朝から美穂子の家にいき、大掃除を二人でした。

いろいろ僕の知らない思い出の品。

子供たちの作品、写真とかをのぞきながらとても楽しい時間だった。



夕方、子供たちと中華料理屋に食事をしに行って、俊介が眠そうだったので

僕と二人で先に帰ることに。



彼女のマンションについた瞬間。



「パパだ!」



俊介が一言。






その瞬間に僕は、動揺を見せないように俊介から離れる。





僕は「パパ」の方を見ないように、外で美穂子に緊急電話。




「まずい。パパが来てるみたい。」





どうやら、彼女のマンションの駐車場をまだ利用していて、車を停めに来たらしい。

彼女は離婚しているのだから、本来はまずいことはないのだが。。




元旦那の性格や、状況を考え、

俊介やみゆには口止めをしてあるのだ。

もちろん僕がお泊りしている事は内緒だ。





彼女との電話を切った直後。

一人の男性が通り過ぎた。




ちょっと大きめの白いシャツに、黒いパンツをはいた

線の細い男。



そう



数時間前に盗み見た、彼女のアルバムの中で微笑んでいた男の顔だった。






写真の中の男ははこちらをちらりとも見ることなく、素通りしていった。

気付かなかった訳ではないだろう。



今にして思えば、それは宣戦布告だったのかもしれない。





先ほど彼女に電話が入ったらしい。



彼女は素直に付き合っていることを告白した。



元旦那は激怒し



「離婚する前からだろう!」




「養育費は今後払わないから」




と、いうようなことを言ってきたようだ。





それを聞いて僕は残念だった。

なんというか。

うまく表現できないが、、


情けない男。





今後、元旦那は俊介や、みゆを実家の大阪に連れて行こうとするのでは

ないかと思う。



と、彼女が言う。




うまく子供たちを誘惑して、「パパと行きたい」と思わせるような事をしてくるだろう。


彼女はとても不安がっている。







昨日は泣ける程の晴天。

ベランダでバーベキューか外食か迷って外食。


今日の夕方から降りだした雨が少し憎らしい。



後悔や迷いは微塵もないが、せめてこの雨には打たれてやろう。