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 目には光るものがある。一点を見つめ、強い口調で話したのはシアトルへの思いを断ち切るためか。30分以上の長い会見で、イチローは必死で涙があふれるのをこらえていた。

 --今の思いは。
 「11年半、ファンの方と同じ時間、思いを共有したことを振り返り、自分がマリナーズのユニホームを脱ぐと想像したときに大変寂しい思いになったし、今回の決断は大変難しいものだった」

 --決断の理由は。
 「20代前半の選手が多いこのチームの未来に来年以降僕がいるべきではない、そして僕自身環境を変えて刺激を求めたい、という強い思いが芽生えた」

 --移籍するチームの希望はあったのか。
 「あったが、ここでなくては、というものはなかった。僕のことを必要としてくれるチームが大前提だった」

 --常勝チームだが。
 「一番勝ってないチームから一番勝っているチームに行くわけで、テンションをどうしようかと思う」

 --ワールドシリーズに出たら。
 「その質問は僕にとっては時期尚早。長い間野球をやってきて、プレーオフに出られたのは2001年だけ。現段階で語る資格はない。これからヤンキースでの時間を経て、そういう意識が芽生えることを期待している」

 --ニューヨークでの新たな挑戦は何に。
 「いま(ジラルディ)監督が横におられますが、インタビューの受け答えがうまい。これから僕も対策していかなくては、と思う」