労組日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)は14日、選手会に加入する選手の年俸調査結果を発表した。
今季開幕時の支配下選手731人の平均年俸は、過去最高だった前年より2.9%減の3816万円で、5年ぶりに減少した。
ダルビッシュら複数の高額年俸選手の海外移籍も影響したとみられる。
球団別の平均年俸では、杉内、村田らが加入した巨人が5894万円で4年ぶりにトップ。
昨年まで3年連続1位の阪神は5229万円で2位。3位は中日の5189万円。前年2位のソフトバンクは杉内、和田、川崎が移籍したこともあり、844万円減の4434万円で4位だった。最下位はDeNAの2399万円。
12球団の年俸を合計した総額は278億9390万円。球団別の年俸総額トップも巨人で34億1880万円だった。最下位はDeNAの15億1160万円。
年俸1億円以上の選手は過去最多だった前年より2人減の78人(セ37、パ41)で、球団別では巨人の10人が最多だった。
外国人選手、育成選手は選手会に加入していないため、調査対象になっていない。