米大リーグのブルワーズは17日、ポスティングシステム(入札制度)で独占交渉権を獲得したヤクルトの青木宣親外野手(30)と2年契約を結んだと発表した。
3年目の2014年は球団が契約選択権を持つ。
ヤクルトの発表によると、ブルワーズは青木との交渉権を250万ドル(約1億9300万円)で落札。
17日が30日間の交渉期限だった。
ブルワーズはナ・リーグ中地区に所属する強豪で、斎藤隆投手(現ダイヤモンドバックス)がプレーした昨季は29年ぶりに地区優勝した。
青木は外野のレギュラー候補とみられる。
青木は早大からドラフト4巡目で2004年にヤクルト入団。05年と10年にシーズン200安打に到達し、首位打者に3度輝いた。
06、09年のワールド・ベースボール・クラシックや08年北京五輪の代表にも選ばれた。