スポーツ外傷でよくある捻挫、骨折、打撲、挫傷、脱臼など全ての応急処置に利用できる処置が「RICE処置」である。
特に指導者は常識として知っておく必要がある。
R:Rest(安静)
患部を動かさないことにより出血をおさえ、痛みをやわらげる。
I:Icing(冷却)
冷却により損傷血管を収縮させ出血をおさえることにより腫脹を緩和し痛みをおさえる。
C:Compression(圧迫)
包帯などにより患部組織を押さえ込むことにより毛細血管からの出血やリンパ管からのリンパ液の流出をおさえ、腫脹を緩和する。
E:Elevation(挙上)
患部を心臓より挙げ重力を利用して出血をおさえるとともに腫脹を軽減する。
指導者の方は、これらを実行できるようにしておいて下さい!
VIPSトレーナー WEST