練習前や練習後にストレッチを行うことは、今や当たり前になっていますが、何故ストレッチを行うのか考えた事はありますか?
ストレッチを行う利点として、
・柔軟性向上
・関節可動域拡大
・リラクゼーション
といった効果が得られます。
しかし、ストレッチには幾つかの種類があり、使い方を誤れば十分な効果は得られず、マイナスな効果を出す危険性も持っています。
今回は、静的ストレッチ(スタティックストレッチ)についてお話します。
このストレッチ方法は、1ポーズ20秒を目安に筋肉を伸ばす方法となります。
筋肉をゆっくり時間をかけて伸ばす事により、筋肉の伸張性を徐々に高めていきます。
また徐々に伸ばすことにより筋肉への負担も軽減できるためリラクゼーション効果が高いストレッチと言えます。
しかし、筋肉をゆっくり伸ばすため収縮力が減少してしまうことも研究で実証されており、練習や試合でいざ100%の力を発揮しようとしても70%の力発揮になってしまいます。
ですので、静的ストレッチを使う場面としては、練習前に行うのではなく練習後に行い、次の日へ疲れを残さないようにしていきましょう。
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