インナーマッスルについて。
インナーマッスルとは、体の外側に付いている大きな筋肉(アウターマッスル)ではなく、その下にある小さな筋肉のことを言います。
肩の場合、4つのインナーマッスルがあり、別名「ローテターカフ」とも言われています。
「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」
の4つで成り立っています。
この4つの筋肉が付着している場所と作用を紹介します。
「棘上筋」
上腕骨の骨頭の上前面に付着
作用は肩の外転
「棘下筋」
上腕骨の骨頭の上面に付着
肩関節の外旋、水平伸展、伸展
「小円筋」
上腕骨の骨頭の後面に付着
肩関節の弱い外旋、水平伸展、伸展
「肩甲下筋」
上腕骨の骨頭の前面に付着
肩関節の内旋、内転、伸展
となっています。
作用の参考
屈曲:手をバンザイする動きで起こる肩の運動で前方挙上と言います。
伸展:手を屈曲の反対方向の動きで起こる肩の運動で後方挙上と言います。
内転:手を身体の内側に動かす際に起こる肩の動作です。
外転:手を身体の外側に動かす際に起こる肩の動作です。
内旋:肩を内に捻る動作。
外旋:肩を外に捻る動作。
4つの筋肉で骨頭を覆うように付着しています。
これによって骨頭を関節に引き寄せて安定させています。
つまり、大きな動きでも先にローテターカフが肩を安定させているのです。
ローテターカフを鍛えるには、チューブや500g程度のダンベル(500mlのペットボトルで可)を使用します。
負荷がかかりすぎるとアウターマッスルを使ってしまいますので要注意です。
肩の内側から熱い感じになってこれば出来ています。
上記の作用を参考にしながら適度に負荷をかけてトレーニングしましょう!
VIPSトレーナーWEST
@Vipsmk