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60歳からのおやつにいいのは、プリン?おはぎ?血管を強化するために摂りたいのは焼き魚?煮つけ?食べ方新常識

よかれと思って続けていた食材選びや調理法が、かえって体に負担をかけていた、効率的に栄養摂取できていなかったということもあるとご存じでしたか? これまでの知識を見直して、より体にいい食べ方を覚えましょう(構成:浦上泰栄 イラスト:あなんよーこ)

 

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「ヨーグルトを食べるならいつ?」<2>よりつづく

Q. 間食に選びたいのは?

A)おはぎ

B)カスタードプリン

食が細くなり以前より食べられなくなった、体重が減っているという人は、間食でエネルギーを補いましょう。おやつ選びのポイントは、加齢とともに不足しがちな栄養、とくにたんぱく質をしっかり摂れることと、おいしくいただけることです。

 

おはぎとカスタードプリンの栄養価を比較してみましょう。おはぎは材料の豆類からビタミンB1や鉄分、イソフラボンなどを摂取できます。一方のカスタードプリンは、材料に卵と牛乳が使われているので、たんぱく質やカルシウムが豊富。

 

どちらも栄養価に優れていますが、たんぱく質を摂るという観点で選ぶとカスタードプリンが優位に。なお、プリンを買う時はたんぱく質の量(5g以上が望ましい)を確認しましょう。

Q. 血管を強化するために摂りたいのは?

A)サンマの塩焼き

B)サバの煮つけ

魚の脂肪に多く含まれるDHA、EPAといったオメガ3系脂肪酸は、血液の流れをスムーズにして動脈硬化や血栓の発生を抑え、心血管疾患や脳卒中などのリスクを下げるのに役立つといわれています。

 

オメガ3系脂肪酸はマグロやサバ、サンマなどの青魚に多く含まれますが、効率よく摂るにはどう食べるかが大事。ベストは熱を通さずに生で食べることで、たとえばマグロの刺身なら、刺身3切れ(40g)で1日の摂取目安量を補うことができます。

 

焼き魚と煮つけを比べると、グリルやフライパンに脂が流れ出てしまう焼き魚より、煮魚のほうがおすすめなので、正解はサバの煮つけ。野菜を合わせて煮汁を吸わせれば、脂を含んだ汁もいっしょに食べられます。