糖尿病専門の美人内科医に聞くヘルシーな食生活 | あなたの健康が未来を左右する!!

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毎回、医師や専門家のリアルな食生活を教えてもらうこのシリーズ。今回は糖尿病・内分泌 内科 名駅東クリニック院長で内科医の山本 祐歌先生に伺った。

山本先生は、これまで糖尿病、内分泌をはじめとした内科一般診療の経験があり、特に糖尿病を専門としている。また、ジュニア野菜ソムリエの資格も持つ一面も。

そんな糖尿病専門の内科医の気になる食生活をちょっとのぞいてみよう。

■普段の食事パターンは?

●1日3食「朝:6:20 昼:12:30 夕:19:00」

「1日3食、だいたい決まった時間に食べています。一回を少量にして小分けにして食べたほうが、血糖値の急上昇、及びインスリンの過分泌を減らせるので、ダイエットにはよいかと考えますが、仕事しているのでむずかしいのが現実です。

また、回数を減らすと空腹感が増強されるため、過食につながるので、1日3回はしっかり食事をとるよう心がけています。特に夕食は、遅い時間にならないように注意しています」

●ベジファーストを徹底

「野菜を先に食べる『べジファースト』を心がけているので、毎食必ず野菜を多く、しかもおかずやご飯を食べる前にとるようにしています。

小さな子どもと一緒に食事をするため、食事のジャンルにこだわることができないのですが、どんなジャンルであれ、野菜を先に食べるのを徹底しています。サラダなら両手盛りを必ず食べます。また、炭水化物は控えめにしています」

●基本自炊・食材にこだわり

「自炊が9割、外食1割です。基本的には自宅で作ったものを食べるようにしています。使う油の量や種類、化学物質のないオーガニックの調味料を選んだり、米も玄米や雑穀を混ぜたりと、自分のこだわりを盛り込み、バランスを考えた料理を心がけています。

ただ、自炊にこだわって夕食の時間が遅くなるのが嫌なので、仕事がどうしても遅い日は、無理をせず、外食で済ませることもあります」

■これを食べてれば快調!究極の健康フードとは?

一つだけ「究極の健康フード」を選ぶとすれば、何が挙がってくるのだろうか?

●ヨーグルトに酵母ドリンクをかける

「毎朝食べる(無糖、低脂肪)ヨーグルトに、酵母ドリンクをかけています。酵母には、糖分を発酵させて分解する力があり、よくダイエットにも用いられています。私は、お通じがよくなるので、毎日の食生活に欠かせません」

「ベジファースト」や「炭水化物控えめ」、「夕食は遅くなりすぎないように」などのさまざまな工夫と配慮は、糖尿病専門の医師ならでは。忙しい中でも、食事時間と回数にこだわり、野菜に親しみながら食事を摂ることがポイントになりそうだ。ヨーグルトの酵母ドリンクがけもぜひ真似してみたい。

(取材協力)
山本 祐歌先生
日本糖尿病学会専門医/日本抗加齢医学会専門医/日本内科学会認定医・認定産業医/ジュニア野菜ソムリエ/NOSSインストラクター