皆さまーっ猫村1きら

 

 

前回

 

『フェルメール展』に行って参りました!其の壱クリック!

 

からの

続きとなります…ちゅーきらきら

 

 

 

 

〜これらの作品も含め、

40点あまりの

オランダの画家たちの、

風景や静物、

酔っ払いの親父にもどこか

愛すべきもの、

を感じてしまう

市井の人びとの日常風景、

 

そんな(どんな)作品たちを

じっくりと鑑賞したのち、

最後に足を踏み入れることになる、

 

『光と影

フェルメール ルーム』

 

と銘打った、

他の部屋よりもゆったりとした

スペースを持った長方形の部屋に、

 

見事なまでに、

文字どおり整然と並べられた、

 

フェルメールの作品たち。

 

 

 『マルタとマリアの家のキリスト』 (1654-55年)

  スコットランド・ナショナル・ギャラリー エディンバラ

 

フェルメール作品の中で最大(158.5×141.5cm)、

静謐な室内画の印象の強い彼の画業の初期には、

こんな宗教画も描いていた。

筆致も力強く、柔らかく差し込む光、

というより、赤いブラウスを着て頬づえをつく

マリアの背に当たる光の、なんと眩いことか。

明暗のクリアさから、この半世紀ほど前に夭折した

カラヴァッジョの追随者たちの影響もうかがえる。

 

 

  『手紙を書く婦人と召使い』 (1670-71年)

   アイルランド・ナショナル・ギャラリー ダブリン

 

今にもなにか言葉を発しそうな唇、

軽く組んだ腕がなんとも生き生きとした

召使いを奥に配し、手前には垂れ下がる

真珠の耳飾りきらめかせながら、

言葉を選びながら手紙をしたためる婦人。

彼女の眩いほどに白く輝く頭巾から

膨らんだ袖、影になりながらもその

彩りと紋様の鮮やかさがうかがえる

テーブルクロスを経て、

床に落ちた封蝋の道具と、そして

くちゃくちゃに丸められた紙、

にまで、視線は惹き続けられる。

 

 

   『牛乳を注ぐ女』 (1658-60年)

      アムステルダム国立美術館

 

年代的には、この作品は画業の初期に当たるが、

展示は一番最後となっている。

この展覧会のフィナーレを飾るにまさにふさわしい、

どこかで、誰もが目にしたことのある名作。

 

〜10数年前、イタリア留学からの帰路で慌ただしく、

下調べが疎かになっていたのであろうぽげムた 嬉し泣き

オランダ訪問の際、アムステルダム国立美術館にて

この作品を見ることを心の底から楽しみに

浮かれていたスポンジボブ私が館内で目にしたものはっorzビックリ

 

『ランダン🇬🇧へ貸し出し中』

 

という空虚なプレート真顔

あの(どの)光景、生涯、

忘れることが出来ませぬです…笑い泣きトホホノホ

 

 

おたふく閑話休題おたふく

 

 

どんな精密な方法であっても、

印刷されたもの、

液晶を通して見ることの出来るもの、

それらではどうしても

感じることの出来ない、

 

(この配色、フェルメールは

得意としており、多用されておりますよっスポンジ・ボブ)、


…そして画面下部を鮮やかに引き締める、

メイドの身につけたスカートの

、の鮮やかさ…

 

当時、

そこここで見られたであろう、

市民の日常の

当たり前のワンシーンに、

どこか

”聖なるもの”

をも感じてしまいそうな、

そこはかとない静謐さ、を

醸し出す画面に、この赤、が

どんないろどりを添えているのか、

 

どうぞ、

皆さんも、ご自身の

目で、

胸で、

感じてみてください…ママヒヨ ポッきら

 

 

 

この部屋の最初に展示された

『マルタとマリアの家のキリスト』

以外は、

決して大きくはない画面。

 


でも、

1枚1枚の画面からは、

 

時に小さな息遣いが、

 

ペン先が紙をすべる、

曲が奏でられるような音が、

 

重々しくは決してないけれど、

それぞれが圧倒的な存在感、

を持って、

 

カランカラン…

と、高く可憐な音色を

響かせるような

 

”光”

 

とともに、

どの画面からも確かに

放たれていました。

 

 

 

北欧からもそう遠くはない

オランダに差す陽光は、

強いとは言えぬものです。

 

そんな地で育ち、

生きたフェルメールが

”光”、

というものに何を想い、

求め、描いたのかは

彼しかわかりません。

 

でも、

 

ひとつひとつ、

気の遠くなるような

細やかな筆致で描かれた

(これも描かれた時期によって

変化はあるのですが…)

色彩の配置も美しい

衣装や宝飾品、

食器、壁や家具、調度品、

 

どこまでも身近な

それらが、

すぐそこにあるように、

触れられるような写実性を

持っているのに、

 

でも

こんなにも

”静謐”

作品たちは、彼の生きた頃から

400年近くを経た、

今を生きる私たちをも、

確かに、深く惹きこませ続けて

くれています。

 

 

ここでちょこっと、

お知らせをさせてください…パパヒヨ ヒェーびっくり

 

 

『フェルメール展を200%、楽しみましょう!』講座クリック!

 

 

是非、こちらでご一緒に、

彼の世界を巡ってみませんか…!?

 

11月22日(木)

10:30〜12:30

中央線・豊田駅からすぐの

心地よいセミナールームでの開催です…ちゅーキラキラ

 

 

ご質問なども合わせ何なりと、

どんなことでもお気軽に

こちらまで、お問い合わせくださいね…ひよざえもん ラブラブ

 

https://form1ssl.fc2.com/form/?id=071690a7ebcacc2fクリック!

ヴィオ・優美 お問い合わせ・お申し込みフォーム

 

 

全ての作品のご紹介をすることは

出来ませんでしたが、

ほんのほんの少しでも、

会場を包んでいた空気、を

感じていただけたら、

こんなに嬉しいことはありませんっ…にこにこきら

 

 

本日もご訪問、そして

長文、お読みくださって、

本当に、

 

ありがとうございました…猫村1きらきら