あまた存在なさる(恥ずかし気、まるで無し。)ヴィオニスタの皆様ーっ
どうにかなってしまったのかーっ第二の祖国(まだ言ってる)、日本列島ーっ
・・なる・・異常ともいえるMA(猛烈な暑さ)の中、お加減、如何であらしゃいますでしょうか・・
偽伊太利亜人、なんとか生きながらえ、海のように深い、扇風機への愛を感じながら、
このブログをしたためております・・。
さて・・
少々、日が経ってしまいましたが、さる7月4日に
スタジオ六花(またはストゥーディオ六花)さんにて
イタリアントォク☆ランチ会 其の壱 を、
そして昨日、素敵なご自宅サロンをご提供くださった、ハープ演奏者でいらして、
音楽やハーヴを用いた、ヒーリングの講師でもいらっしゃいます、
アイリッシュハーパー利絵子さんのお宅で 其の弐 を、行わせて頂きました・・
この夏に、凱旋帰国(まだ言っとる)をする私ども親子三代に、
元気に行っといで~、珍話を仕入れといで~・・っと、あたたかなお励ましの意と、
そして・・
我が人生は・・初の・・こ・・・こう・・孔子・・講師を・・させて頂く、素敵な機会を同時に・・
沢山のお仲間の皆さんが・・プレゼントしてくださったのです・・
其の壱、では、イタリアで開花した美の再生・ルネッサンスの父と謳われる
ジョット・ディ・ボンドーネの、「ユダの接吻」 なる絵画と、その時代背景や
画家の人となりについて、
其の弐 では、これまた世界一有名な我が同胞()である、まさしく万能の天才、
レオナルド・ダ・ヴィンチ の、「最後の晩餐」 について、
そして、彼にまつわる数々のエピソードについて、などを、稚拙なレジュメを見て頂きながら
お伝えさせて頂きました・・
まずは・・ご企画くださり、そしてご参加くださった皆さま、そして、ご事情発生し、
当日お会いすることは叶わなかったものの、あたたかなメッセージを下さった
皆さま、そして・・手作りの、心が溢れそうにこもった旅の安全の祈りを込めて、
お守りを作ってくださった norimaroさんに・・
心の底より お礼を申し上げます、どうもありがとうございました・・
どちらの会場でも、味付けも絶妙でバランスも素敵な唐揚げ弁当を頂戴し、
その後に・・我が講話 (そののち、至福のスゥィーツタァイム)
なる流れであった訳ですが・・。
いやー・・。
『 喋って減らぬお弁当 このあと話、する人誰だ 』 ~詠み人知らづ~
・・初の講師業の緊張をほぐすためか、いつもの物静かさは何処へ・・
・・なる・・老母偽伊太利亜人に・・ござりました・・
講座の詳細は、こちらでは割愛させて頂きますが、
こういった内容にはご興味を持っていらっしゃらない方の方が多い中、
いかに身近に感じ、ご興味を持ってて頂けるのか、
絵画や美術館、を、はるか彼方の存在で、敷居も高いし・・とお考えの方々に、
「あらら、こりゃまこの絵にはそーんな意味がっ
書いたこの人も・・こんなに有名な方でも・・私たちと一緒
失敗もするし、悩み多き、同じ間だったんだねー ・・うっしっし・・ 」
・・っと、親しみを感じて頂けるのか・・を、空洞だらけでシワ無き我が脳味噌を
フル回転させ、構成を考えました・・
で・・興味を持ったとして・・それで・・何か・・おトクなことがっ・・
ええ・・
ございます、あるのです、とびっきりのおトクさがーっ
語彙力のない私が言葉で表すと、陳腐になってしまいますが・・
世界が・・広がるのです・・
今までとは違った視線で、同じものを見れます、そして、違う想いを抱けます・・
私自身、数年前の高校時代(・・どんどん若返っている)、選択授業が書道でしたので
美術室の場所すら、存じませんでしたし、絵画鑑賞、などに、これっぽっちも興味は
ございませんでした・・。
画家の名、作品名・・舌を噛みそうで、異次元の世界のものでした・・。
成人し、特に欧州への旅を重ねるようになってからです。
友人との個人旅行でしたが、お決まりのコース、なる感じで組み込んだ美術館・・。
教科書でしか、雑誌で、テレヴィジョンでしか見ることのなかった、あの(どの)
絵画が・・目の前に・・でも・・違う・・。何が・・ 色・・ 大きさ・・
そうじゃない・・。 本物って・・違う・・んだ・・ (だから何がーっ )
・・その場から暫し、動けなくなってしまいました。
欧州の美術館は、展示室が広く、大きなソファーを所々に配置し、
比較的ゆったりと鑑賞することが叶いますが・・お尻がソファーにのり付けされたように・・
ずっと動くことが出来ず、ただただ・・ひたすら見つめて・・胸の中がじんじんと熱くなってきたのを・・
覚えています。
それからです。
この絵のコレは何を意味するの 描いた人はどんな心持ちでいたの
日本では何時代だった頃なの ところでこの人(登場人物)はダレなの
・・そんなことをひとつひとつ、読み解いていけたら・・・・と、もう、高揚する気持ちが
抑えられず、カルチャーセンターの美術史講座などには、受講生の平均年齢が
おおよそ67.8歳くらいの中、孫の(言い過ぎ)ような年代の私がひとり、ぽつねん
・・いえいえ、ギラギラと黒目を輝かせて参加しては、講師の先生のお話を、
食い入るように聴き入っておりました・・
あ ・・もう・・時効だから良いですよね・・
社会人で美大に通っていた友人が美術史を聴講する際・・学生のフリをし、
真の大学生の皆さんが鼻提灯で船を漕ぎつつある中、
「なっ、なんとゼイタクなーっ」と・・勝手に怒り心頭し、
またも黒目をギラギラさせて、泥棒聴講を・・致した日も・・ござりました・・
(一度きりにござります・・)
もっと簡単に・・申しますね・・
ジンセイの・・楽しみが・・思わぬところで・・増えてくれたのです・・
学生時代を終え初めて、しっかり授業(=世界史)内容を学んでおれば・・良かったな、と痛感し、
そして、その楽しみに・・早くに気付いていたのではっ・・とも感じました・・。
欧州では、錚々たる美術館に、幼き小学生ちゃん達がワイワイガヤガヤと楽しそうに
課外授業に出かけ、楽しく、世界に名だたる名画に触れています。
そういえば・・
有名な、イタリアはポンペイの遺跡でも、多くの小学生ちゃん方に遭遇。
すれ違う度、日本人=仏教徒・・なるイメージを持つ彼ら、
「ジャッポーネ(Giappone)、ジャッポーネェェ [日本、にっぽーん])」
・・っとニコニコ叫びながら、私に
合掌
のポーズをしては、引率の先生方に・・叱られて・・おりました・・
年齢は関係なし・・と存じます・・
興味を持ち、親しみをもった時が、楽しさの始まりです・・
またも長くなりましたが、ご参加下さった方々が、素敵な記事にしてアップして
くださいましたので・・是非ぜひ、こちらもご覧になってくださいね・・
私にとってはすべて・・
宝物になってくれた・・お言葉ばかりです
のいちごさん 、@かいうんナビゲーター叡華さん 、エアシャレンの大西さん 、
片渕伸江さん 、咲優さん 、
そして、ご参加くださった 、寺田真梨さん 、naoさん 、そしてleynaさん
本当に・・どうもありがとうございました・・
多くの気付きも頂けましたので、これからも、ひとりでも多くの方々に、
絵画や美術に身近な親しみを感じて頂き、ジンセイの楽しみを・・
増やして頂くべく・・私も楽しみつつ、学びを続けて参りますね・・
本日も長い駄文、お読みくださいまして、本当にありがとうございました・・
暑さに負けず、お身体、ご自愛くださいましね・・