FOLFIRINOX療法 (フォルフィリノックス療法) | 膵がんと糖尿病の闘病日記 (Violoncello,すいがん,膵癌,膵臓癌,糖尿病,網膜症,診察日記,診察記録,闘病記録)

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小生 平成26年7月に膵臓癌と診断され、余命は限られていますが、何か役にたつこともあるだろうとブログを始めました。
実名は公表なしです。膵がんと糖尿病を中心に綴りたいと思います。
面白い内容ではありません。ただの闘病日記です。

FOLFIRINOX(フォルフィリノックス)療法について

私はお医者さんや医療関係従事者ではないので、素人なりに少しネットなどで調べてみました。

簡単にいうと、複数の抗がん剤を組み合わせて行う治療方法。抗がん剤治療の中で最もきつい抗がん剤療法だそうです。

2010年のASCOにて5-FU/ロイコボリン(LV)とイリノテカン(CPT-11)とオキサリプラチン(L-OHP)の併用療法であるFOLFIRINOX療法と呼ばれるレジメンが、遠隔転移を有する膵癌に対してGEM単独よりも明らかに良好な延命効果を出したことがフランスのグループから報告された。

本研究によるとFOLFIRINOX療法はGEM単独よりも抗腫瘍効果、無増悪生存期間、全生存期間が有意に優れていた (MST:FOLFIRINOX 群 11.1か月vs. GEM 6.8 か月、p < 0.001) ことから、新たな標準治療になることが期待されている。

※MST(中央値):例えば、100人の患者に同じ治療法を行い、ちょうど50人目の人が亡くなったときの期間のこと。

しかし、FOLFIRINOX療法は毒性が強く(G3以上の発熱性好中球減少症は5.4%)、わが国においては日本での安全性が確認されていないことや保険適用上の問題(膵癌に対してLV、CPT-11、L-OHP はわが国保険未承認)を有することから、本治療の有用性に関しては、さらなる臨床試験の実施が必要である。

2013年12月にFOLFIRINOX療法が保険収載されることになりました。

この療法を行っている間、概ね8割方、強い副作用がでるらしいです。生活の質を検討する上で重要なことですね。(J大学附属病院 主治医談)

●FOLFIRINOX療法の詳細はこちらを見て下さい

FOLFIRINOX療法 (Medical Library)

Medical Library
https://www.medicallibrary-dsc.info/safety/topotecin/folfirinox/