たまに、ガット弦の話は、どこかに書いていたつもりではありますが。。。(^_^;
ブログのタイトルの割にはちょっと少なかったかも。。
という反省の元に、あらためてガット弦のことを、少しずつ書き出してみようかと思います。(以前に、TOROガット弦を張り出した頃には、『TOROふぁん』という自サイト内blogを書いてはいました。)
私自身は、
もともとピラストロ社のオリーブ弦(それも細めのゲージ等、拘ったりで。。。)を張っていました。
2008年7月に、TOROガット弦と出会い、衝撃を受け、これ以来、全弦、TOROガット弦に変わりました。
ガット弦というと、
大抵は次のように。。。
バロックなど、古楽器に張る弦。
バロック・ヴァイオリンに張る弦だから当然ピッチも低いわけで、
モダン楽器に張ろうとすると切れてしまう。(という思い込みです。)
とにかく切れやすい。
ピッチが狂いやすい。
ということで安定が悪い。
こういう風に思っている方が多い分けですよね。
ところが、
これは大いなる勘違いであるということを、
ほとんどの方が知らないのです。
裸ガット弦の方が、以外と狂いにくいし、保ちも良い、ということを、
プロの奏者でも知らないと思います。
何故って、プロのヴァイオリニストでも、今は、ほとんどは、ナイロン弦を使っていて、
ガット弦は、
狂いやすい、合わせにくい、切れやすい、と思い込んでいるからで、
さらには、その扱い方を知らないがために、そのような知識しかなく
分かっていない人が多いわけです。
実は違う!ということと、
その違う!を感じるために必要な、
『弦の特性』を知らないだけ。。。ということに気がつけば、
そこから、ガット弦に興味を持っている方も、それほど苦労せずに??
ガット弦を張っての演奏を楽しめるのでは?と思います。
さらには、
ガット弦での音の出し方など、少々、課題はありますね〜(^_^;
そういうところまでひっくるめて、順次、書いてみたいと思います。
↑2008年の夏、私が、このTOROのガット弦に出会うまでの自分の楽器の状態は、
こんな感じでした。(上記写真)
つまり、
フツーに(それでも少数だったでしょうけれど。。。)、
3〜4ヶ月に一度は、新しい(ピラストロ社の)オリーブ弦を張り替えていました。
E線は、オリーブ弦のゴールドE線でした。
これが、2008年の7月に一変してしまうのですが、最初は、
一番、気になっていたA線、E線からでした。
この写真が、正にそのときのものですが、これってどんな感じだったかわかります?
続きはまた明日、書きますね(笑)
↓これが、2008年7月に、初めて、TOROガット弦(A線、E線だけ)を張ってみたときの写真。
★大阪では、2月後半の週末にガット弦のセミナー&ワーク(仮称)をやります。
★東京では、
3月18日(土)にリアルガットアンサンブルの練習、
3月19日(日)には『関東オフ会』、
3月20日(月・祝)には、『Vn 1日レッスン』、
とそれ以外に、ガット弦についてのワーク、フィッティング・チェックなど、
行えるようにと考えています。
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