広響の第284回定期演奏会の1曲目に演奏される作曲家
カリーンニコフについて、紹介しよう。
1866年1月13日に生まれ1901年1月11日に亡くなった
ロシアの作曲家。貧しい警官の家庭に生まれる。
後に作曲家となる弟ヴィクトルと共に、少年時代から
楽才を顕し、14歳で地元の聖歌隊の指揮をする。
その後、モスクワ音楽院に進むが、学費の問題で
退学させられる。その後奨学金を得て、モスクワ楽友協会
附属学校でファゴットを学ぶかたわら、イリインスキーに
作曲を習う。
そして、劇場の楽団でファゴットやティンパニ、ヴァイオリンを
演奏するかたわら、写譜家としても働いて生計をたてた。
この頃に親友のクルグリノフと出会う。
1892年(26歳)にチャイコフスキーに認められ、
マールイ劇場(丸いかは未確認?)の指揮者に推薦され、
同年モスクワのイタリア歌劇団の指揮者も勤める。
しかし、以前からの過労が祟って、健康が悪化。
結核になり劇場の活動を断念し、温暖な気候のもとで、
療養。2つの交響曲などは、生涯の終わりを過ごした
ヤルタで作曲された。
1894年(28歳)に交響曲第1番の作曲を開始し、
親友のクルグリノフに献呈された。
1897年の初演にも、病気の悪化の為、立ち会うことも無く
交響曲第1番の出版と、35歳の誕生日を目前に世をさった。
ユルゲンソン社主のビョートルは、カリンニコフが
受け取るべき報酬を水増しして、未亡人に支払った。
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ほとんど病床で作曲されたが、生への希望に
満ちた明るさが感じられる曲だ。
そんなカリンニコフのけいコング
的な聴き所を
紹介しよう。殆ど、2ndヴァイオリンが中心となった
解釈になっている。(笑)
第1楽章
・練習番号Aのシンコペーションが、
これから生きていこうって元気が感じられる。
かなり元気に頑張って演奏するだろう。
第2楽章
・冒頭の寒々としたダイアモンドダストを想像させる
1stヴァイオリンの旋律に希望の光である
ハープや木管軍の鼓動が聞こえ、
ヴィオラやイングリッシュホルンのメロディ、チェロの
メロディが最高。
第3楽章
・第2テーマの2ndの合いの手に命を賭ける。
そして、練習番号Mの前から始まる動機も
印象づける為に頑張る。
(このテーマが第4楽章をグッと引き立てる)
・練習番号AやVなどに見られるチェロの
『びっくり水』 に期待しよう。
第4楽章
・練習番号AやDの8小節目に見られる2ndの
急な16分音符のキザミを、すべてのお客様に
気が付いてもらう。
・練習番号I から始まる急ブレーキ的なメロディと
しばらく後から同じメロディを演奏するチェロが
見もの。(笑)
・練習番号OやUに見られる同パターンの連呼に注意。
このパターンの連呼が、全人類に
生きる喜びを教えるだろう。
『カリンニコフよ。ありがとう。』
・キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 練習番号Xの生きる喜びの
テーマ。
毎日の食事であったり、人々と交わす挨拶であったり、
規則正しいリズムが、人生を豊かにする事を
カリンニコフは言いたかったのでは?って思うくらい
同じパターンが続きます。
でも、1箇所違う所があるんです。
人生って奥深いですね。
・キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 練習番号Zの前の全音符の
『C』→『C♭』 の音に、命を賭けます。(きっぱり)
・練習番号AA には、3楽章のメロディが・・・
楽しかった思い出の様に登場。
更に4楽章の喜びのテーマに続き、
練習番号BBから弦楽器群による
勝利の鐘の音がゴンゴンゴーーン♪
・キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 練習番号DDから
生きる喜びのテーマが炸裂します。
ここは、興奮しすぎて言葉になりませんが・・・
是非、心を無にして楽しんでください。
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少し興奮しすぎました。すみません。
カリンニコフの交響曲の後は、けいコング
の説明は
全く不要。
神尾真由子さんのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲
です。こちらは、先入観無しに、お楽しみください。
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じゃ。会場でお待ちしてます。