今日、野球選手の連続ドラマをテレビで見た。

このドラマは、飛び飛びではあるが、何回かは見た事がある。


そして、今日のドラマの終わり頃に主演女優がしゃがみこんで

泣くシーンがあった。


胸が締め付けられた。

(別に私は病気ではない・・・)


私も40歳を過ぎたので、引き込まれながらも、

色んな事を考えてしまう。

例えば、別の心で、『演技なんだ・・・』って思いながらも、

どんどん引き込まれる自分がいて不思議だった。


別に悪い事ではない。

女優さんが素晴らしかったのである。


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今の時代は、便利なものも増えてきたし、

機械の機能も飛躍的に向上した。


私の想像ですが、役者さんの世界でも、

演技するのは、数段、楽になった気がする。


例えば、昔、雪が降る場所で泣くシーンだったら、

雪が降る場所にいき、雪が降るのを寒い中で待ち、

演技したと思うが、今は、

バックの景色は合成で、雪の量も自由に

変化出来るかもしれない。


そんな、ある意味恵まれた?環境で

演技に集中できるのでは・・・?


そして今も昔も変わってないのは人間である。


すばらしい役者さんは、スタート!って言われるまでに、

色々考えて、練習して、本番中はその役になりきっている。

すばらしい役者さんは、その状態の時は、演技しているのではなく、

その役の人になっているのだ。


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これは、音楽の世界でも、全く同じ事である。

ヴァイオリンを含む弦楽器は、すでに完成した楽器ではあるが、

オーケストラの中には、いまだに進化している楽器も沢山あり

大昔よりは数段、楽に演奏できると思う。

(演技しやすい環境になってるの意味)


音源にしても、楽譜にしても、本当に抱負にあるし、

どこでも手に入る。

(演技しやすい環境って事)


練習する時に使うメトロノームやチューナーも進化した。

昔のメトロノームは、大きく、持ち運びなんてとんでもなかった。

しかも、水平な場所に置かなかったら、リズムが均等にならない

振り子式のメトロノームだったのだ。(笑)

今は電子で、置き場所は選らばないし、持ち運べるし、安い。

(何度も書かない ハイ)


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世の中の商品は売れれば儲かるの原理で、どんどん進化した。

みんなもそれを我先に買い求めた。


進歩してないのは、人間だけではないだろうか?


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音楽家や芸術家は、その瞬間に燃えて、後は何をしてもいいと

昔は考えていた。

でも、それは違ってた。


練習も、ただ10回弾けば進歩すると考えていた。

それでも駄目なら更に10回と考えていた。

でも、それは違ってた。


いつも考えてなくてはいけない。

音楽の事。伝える事。楽曲の事。練習の事。人との事。

そして、一番効率の良い演奏スタイルを練習すればいい。

上に書いてあるように、10回。出来なければ、もう10回。

そして、その瞬間(本番)を迎えればいい。


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ちょっと考えすぎだが、そんな風に考えさせてくれる

すばらしい泣くシーンだった。


もともと涙に弱いのかもしれませんが、

やられました。


良い週末を・・・。