ヴァイオリンによって音は違うのか? | 山下ヴァイオリン・ピアノ教室のレッスンブログ-大阪・本町のヴァイオリン教室-

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大阪・本町駅より徒歩5分の「山下ヴァイオリン・ピアノ教室」ヴァイオリン講師・山下悠介&ピアノ講師福山めぐみによるブログです。
生徒さんの日々のレッスンの様子、ヴァイオリンが上達するコツ、自身のコンサート情報などを配信していきます♪


皆様こんばんは



さて、昨日から新年度のスタートですね  気候もすっかり春らしくなってきました



本日より新コーナーをスタートさせていただきます  題して「ヴァイオリンコラム」



ヴァイオリンを弾く上で知っておくとためになる知識をこれからヴァイオリンを習いたい・興味があるという一般の方々にもわかりやすく私が解説していきます



本日のテーマは「ヴァイオリンによって音は違うのか?」です


ヴァイオリンを弾かれたことのない方、またバイオリンを習い始めて間もない方の中にはそもそも「ヴァイオリンによって音は違うのか?」という疑問をお持ちの方も多くいらしっしゃるかと思います。



見た目もおおむね同じような形ですし、せいぜい色の違いくらいしかわかりません。



実際バイオリンの値段によって材料の違いはほとんどなく、バイオリンに使用される木材は表板はスプルース材、裏板と横板はメイプル材とどのバイオリンでもほぼ決まっています。




それなのに、なぜ数万円から数億円までの幅があるかわからないというのは、率直な印象かと思います。




バイオリンごとの音色の違いは、人の声と同じくらいの違いがあります



人間の場合もバイオリンと同じく、素材も見た目もたいした違いはありません。にもかかわらず、人の声であれば「張りのある声」「太い声」「か細い声」「繊細な声」など、その違いがすぐイメージできると思います。



これと同じくらいの差がバイオリンごとにあります。



人間では、体格やのどの長さ、鼻の孔の太さなど、多くの要素が声の質を決めます。



バイオリンも楽器の大きさや板の厚さ(=材質の違い)はもちろん、木の削り方や楽器に塗るニスなど、ちょっとした違いで音が大きく変わります。



実際一見おなじように見えても、
バイオリンによって大きさや形状は多少異なり、板の厚みやニスの材料も製作者によって、また同じ製作者でも個々の楽器によっって異なります。



バイオリンを弾かれたことがない方、また習い始めて「バイオリンごとに音の違いはある」ということをまずおわかりいただければとおもいます。


 


 


以上、本日の「ヴァイオリンコラム」のコーナーでした




それではまた更新しますね