皆様こんばんは
さて本日は先週土曜日に「山下ヴァイオリン教室」にて行われたレッスンの様子について綴っていきたいと思います
土曜日のレッスンはお二人の方の2時間連続レッスンでしたが、どちらの方も新しいヴァイオリン教本で取り組んでいただいている課題曲のピアノ伴奏に合わせたレッスンに入りました
なかなかお一人で弾いているだけではわかりにくい曲の雰囲気なども掴んでいただけたのではないかと思います
(お一人の生徒さんはピアノと一緒に演奏することで曲に対するイメージが変わりました、とおっしゃっていただきました
)それではそんな先週土曜日のレッスン内容はこちらです↓(本日は抜粋で掲載させていただきます)
「子どもと子ぶたピアノ合わせとレット・イット・ゴー」
※今回のレッスンでは本来お二人一組のうレッスンですが、うちお一人がお休みされましたので、次回以降お二人が揃われたときにアンサンブルとしての精度も高めていけるとよいですね

1人目の方はボーイングの際、弓の持ち方を少し修正させていただいたあと、8分音符を弾くときには人差し指を意識すること、「弓の使用量を増やす・減らす」練習法では音量が小さくなったり、止まったりしないように、右手手首を柔軟にすることなどをお伝えしました
「開放弦と音階による重音練習」では弓の圧力をかけ過ぎないようにすること、途中で単音になっても冷静に「弓の角度がどう変わってしまったか」を判斷し、弾き続けながら弓の角度や右腕の高さをなおすこと、左手指の角度はA・E線とわけて、右手の弓を弦につける角度は変えずに引き続き練習していくことなどをお伝えしました
「子どもと子ぶた」では先述した通り、初のピアノ合わせレッスンでしたが、まず曲の最後の音をもう少し長く延ばしていただくこと、弓の配分を考えつつ、使い過ぎないようにすることなどを気をつけた上で行いました
大体の流れはおわかりいただけたかとおもいますので、次回以降は強弱(デュナーミク)やピアノとのバランスなどもお伝えしていければと考えています
「レット・イット・ゴー」はリズムの難しい箇所の確認とボーイングも若干なおしたところがあるので、次回さらにより良くしていきたいです
「ロング・ロング・アゴーピアノ合わせとアルゼンチンタンゴ」
2組目の方はボーイングで右肘が上がらないようにすること、弓の返しで弓の速度が速くならないようにすること、基本的に右腕全体は柔らかく動かすイメージを持つことなどを、「ニ長調音階」では左手人差し指・中指の音程が高くならないよう、音をよく聴いて修正能力を上げていくことなどを意識しましょう
左手小指のトレーニングでは基本的に指の肉厚の部分で弦を押さえて弾くこと、左肘を少し自分の方に寄せることなどを引き続き心がけていきましょう
その後「新しいヴァイオリン教本」No38の小指を押さえる練習をしていただいたところスムーズにできたのでこれまでのトレーニングの成果があったのではないかと思います
「ロング・ロング・アゴー」はもちろん初のピアノ合わせ
長さが短くなってしまう音符がいくつかあるのでその箇所を修正し、余裕があればピアノの音の雰囲気を聴き、その上に乗るような感覚でひいていただければいいですね
次回以降も引き続きピアノと合わせることにより、弾くことに慣れていっていただければと思います
「アルゼンチンタンゴ(ワルツ)」では1段目の音程・左手指の動きの確認です
お好きな曲というだけあってとても反応がお速いです
特に左手の指の動きについては細かく説明させていただいたので、次回以降またチェックさせていただきます
「楽典」では音名を書いて覚える課題を提出いただきましたが見事全問正解でしたので次回以降もその調子で取り組んでいただきたいと思います
テキストは「拍子」と「シンコペーション」の概要について説明させていただき若干の課題を出させていただいたので、次回チェックしていきます
少し長くなりましたが、土曜日はこんな感じでした
それではまた更新しますね
