ホール・ニュー・ワールド・ファイナル!(その1) | 山下ヴァイオリン・ピアノ教室のレッスンブログ-大阪・本町のヴァイオリン教室-

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大阪・本町駅より徒歩5分の「山下ヴァイオリン・ピアノ教室」ヴァイオリン講師・山下悠介&ピアノ講師福山めぐみによるブログです。
生徒さんの日々のレッスンの様子、ヴァイオリンが上達するコツ、自身のコンサート情報などを配信していきます♪


皆様こんばんは



2日ぶりの更新です



本日は遅くなってしまいましたが、先週土曜日の二人の生徒さんに一緒に受講していただいているレッスンについて綴っていきたいと思います



今回は初の試みとして、以前から弾いていただいている「ホール・ニュー・ワールド」をお一人の生徒さんが私のピアノ伴奏にあわせてソロで弾いていただき、もう一人の生徒さんに聴衆(聴き手)となって小さなコンサート形式で演奏を披露してもらう、ということをおこないました



お二人が個々の音色を単独で聴かれる、ということは初めてだったので大変意義のあるものとなりました



そんな土曜日のレッスンの内容はこちらから↓



「ボーイング」

先週に引き続き、お二人とも非常に良い右手の運弓動作をされていました
右手肘の位置は高すぎず低すぎず、また弓が後ろの方向にいかないよう注意していきましょう



「イ長調音階」

音程は1つ1つ、自分の耳でよく聴きながら取るように意識しましょう
弓元で弾くときは右手の手首~指先を柔軟に使うことも心掛けるようにすると良いと思います



「イ長調音階によるスラーの練習」(新しいバイオリン教本1巻No.51)

2つスラーで弾くバージョンは引き続き良い状態なので、保持していくように意識しましょう
4つスラーで弾くバージョンになったときに右腕の圧力は変わらないようにして、弓を動かしている速度を調節することにことに注意が必要です



「和音の練習」(開放弦とイ長調音階による)

こちらでは2つの弦を押さえたときの弓の角度、肘の高さを変えないよう、注意していくことが大切です
本日は「ラ」の音が鳴るA線が外れてしまう確率が高かったので、弓の角度が「ミ」の音がするE線に傾きすぎないように、また頭の中で「ラ」と「ミ」の2つの音を同時に鳴らしたときの音をイメージしながら、その音にあわせるように弾くようにすると良いと思います



「雨だれ」(新しいバイオリン教本1巻No.55)

こちらは強弱をつける段階に入ってきましたがお二人ともその付け方はとても絶妙で上手く表現できています
あとは曲中に出てくる和音ですが、これまでは二人で1つずつの音を弾いていただいていましたが、次回からそれに加え、スラーなしで、中弓1/3で和音を弾く練習をしていただき、和音に慣れていっていただきたいと思います



「ホール・ニュー・ワールド」(コンサート形式)

そして冒頭でもご説明しましたが、今回はこの「ホール・ニュー・ワールド」、仕上げとしてコンサート形式で私のピアノ伴奏にあわせてソロで弾いていただきました

やはり、人前で弾かれるということでいつもより緊張されていたかとは思うのですが、最後まで止まらず、また伸びやかな音色を出されて演奏されていましたので、1年弱この曲を取り組んできた成果が現れていたのではないかと思います

次回は弾いていただく生徒さんと聴いていただく生徒さんに入れ替わっていただいてコンサート形式の演奏を行い、「ホール・ニュー・ワールド」、いよいよ卒業としたいと思います



そしてそしてお二人の生徒さんには次回作としまして、今話題のディズニー映画「アナと雪の女王」から名曲中の名曲「レット・イット・ゴー」のバイオリン・バージョンに取り組んでいただきます



楽譜はファースト・ポジションのD、A、E線だけで弾けるよう音の高さ(音域)を私がアレンジしたバージョンを使用しますので、次回のレッスンでその楽譜をお渡しします (原典となる楽譜は今回のレッスンでお渡ししました)



「ホール・ニュー・ワールド」より難易度は高いですが、今までお伝えしたテクニックや音の出し方を駆使すれば弾けるよう、アレンジしましたので、時間をかけてレパートリーに加えていただけるよう、レッスンしていきます




土曜日はこんな感じでした





次回は月曜日のレッスンの様子について綴っていきたいとおもいます




それではまた更新しますね