過ぎ去ってしまった過去には、
もう書き換えも付け足しもできない。




今ならわかるのにな。
でも、後悔はひとつもしていない。




失って、得たものが大きい。
かけがえのない毎日と、
自分が守らなければいけない存在。
嘘偽りのない笑顔。
本来のあるべき自身の姿。



自分自身を大切に出来ているよ。
誰かのために生きるのではなく、
自分のために時間を費やせている。




そう思えたら報われる。
前だけを見て生きていける。
別れてよかった、
手を離す事が出来て本当に良かった。




不倫だったよ確かに。
でも本当に本当に、愛していた。
手放し幸せを願うことが最大限の愛で、
お互いの手を離し、相手の幸せを願う事で
この愛がはじめて意味を持つ。
そう思えるようになったのは最近だ。





自分の幸せのために
人の幸せを食い物にしたって
誰も幸せになんてなれないよな。
浅かった、甘かった。




この長い人生の中で、
最初で最後の初恋だった。
愛ってこういう事なんだって、
身体で言葉で精一杯、教えてくれた。
今は、人を信じ愛する事が出来る。




そんな日々の中で思う事がある。
積み重ねていた日々の中で
寄り添い、理解をしてあげる事が
出来なかった事を悔やんでいる。
足りない足りない、
寂しい悲しい苦しい
それ以外にもっと伝えるべき事が
たくさんあったんじゃないかなって。




どのみちこうなっていた事は、
頭では理解しているし
また同じ事を繰り返せるか?
そう問われると、
はっきりと『出来ない。』
そう答えるのだけれど、




同じ立ち位置で見ると、
初めてわかってきた事が沢山ある。
使ってくれた時間、気持ち、言葉
その重みを知った。
静かに大切に育ててきた愛情を、
ぶっ壊したのは私だった。



海も空も星も
あなたと見た景色は
世界で一番綺麗で輝いていました。




だから、
忘れずに生きていきたい。
確かにあった時間を、
これから先ずっと糧にして生きていく。




何も望まない
会えなくて構わない
ただ、ありがとう



夏草の匂いがし始めると
共に過ごした日々を
微笑ましく思えて
今日もがんばろ。
そう思えるようになりました。



同時に、
お互いの中では既に過去であり、
もう昔の私達は何処にもいない。