笑顔溢れ
魅力溢れる彼女
私の本名は
彼女の名前から
漢字を取り一部付けられた
小さい頃から聞かされ
いつも心の何処かで
気にかけて見ていた
天真爛漫そうな
見た目とは異なり
ふとした時に見せる
儚げな表情に
苦労、悩み、葛藤
プレッシャー
色々あったのだろうな
でも これって
同じ心情になった人にしか
わからない表情だよな
彼女を奮い立たせ
魅力を引き出してくれた存在は
一体何だろう
陰ながら努力を重ねたのだろうな
なんだか居た堪れない
充分 頑張った
走り続けて 輝き続けて
人に感動と喜びを与え
与えるばかりで
貰えていたのかなあ
最後まで輝いていたな
悩みがあったとか
苦しかったとか
両親との関係がどうとか
メディアや
何も知らない世間が
とやかく囁いているが
全ての真実は
本人にしかわかり得ない
ゆっくり休めたらいいな
お疲れさまでした
ただそれだけだなあ
愛娘の遺骨を持つ
両親の記者会見には
哀しみが込み上げた
自分が死んだら
こんな感じなのかな
母はいつもいう
自分よりは先に逝くなと
命をかけて産んだ
我が子は尊い
自分も親になり
初めて知った感覚
1秒でも
自分より長く
自分らしく
決して無理はせず
人生を謳歌してほしい
そう願う
ストレスで
胃腸を壊している
自分が言ったって
説得力ないな
まだ完全には
自分を労われていない
どうしても
Give の方に回ってしまう
我が子に思うのはひとつ
誰かの為に生きるのも
素晴らしい事ではあるが
人間は自分が可愛い生き物だ
想定しているよりも遥かに
自分が思いやられていなくても
どうか傷つかないで欲しい
自分を壊してしまっては
本末転倒なのだから
自身を大切にしながら
その中で有り余る器量で
周りを思いやり生きて欲しい
自分が壊れた母なりに
壊れないためには
どうしたら良いのか
我が子を見守っていきたい
2年前の今日
ジョリーとの歯車が動き出した
たった2年足らずで
歯車は噛み合わなくなり
きっとこのまま
永遠に噛み合うことはない
痛いって 辛いって
わかっていたのに
衝動を止められずに
我を見失い
互いに無我夢中になった
30歳の男女は
別れた今
個々に何を思うのか
再び甘い水を求めて
同じ事を繰り返すならば
それはただの逃げでしかない
もう 甘い水は要らない
色々な意味で懲り懲りだ
ジョリーはどうだろうな
目の前に甘い水があったら
我慢して飲まずと居れるか?
無理かもしれないな
その味に飽きてしまったら
また違う味の水を探すだろう
ここが唯一 自分と違うところ
いや 男女の違いかな
妻は辛いね 私には無理だ
偽られた姿しか見せられずに
腹の探り合いみたいな暮らし
無駄な見栄とプライド
一番苦手な部類かもしれないな
"自分を偽れない"
と言ったジョリーは
"偽わってでも無難に生きていく"
最後にそう言った
それは大大正解だ
人の道外れずにね
それを
大前提だとしても
"ダサいな 弱いな
情けないな"
率直にそう思った
美化出来る部分
美化出来ない部分
真正面から向き合ってみて
どちらも存在する
それはお互いさまだな
ただ
自分の人生を
大切な妻と子供を
"無難" と一括りにして
これから先も生きていく
ジョリーは色々な意味で
一生変わらないだろうな
そう思ってしまった
だからこそ
変わらず隣に居るなんて
自分には出来なかった
自分は変わっていくのだから
毎年 歳をとる毎に
人生観と価値観が
変わっていく夫を
横目で見ながら
不倫をやめてよかった
今はそう思うだけ
失う前に気づけて良かった
安心して任せられる
これからも
同じ身の丈の人と
張り合うのではなく
もっともっと上を行く人で
在り続けて欲しい
新しい自分を見つけた時
これから先は
大切な家族と共に
人生に彩をつけていく
そんな時 ふと
ジョリーに感謝する
ただただ
無かった事にするのならば
この不倫には
まさに何の意味もない
だから そんな
感性と思考回路を持つような
糞男と不倫していたとは
思いたくないけどさ
もしも そうだとしたら
どの道
自分とは合わなかったんだね
心の内は
本人にしかわからないけれど
何事もなかったかのように
普通に暮らしているなら
情だとか 愛情だとか
思いやりだとか
そんなもの
自分もジョリーに対して
持つ必要ないとわかってる
"人の気持ちがわからない"
"自分が損するか得するか"
"世の中 お金だ"
よく言ってたけどさ
人生
そんなものじゃない
もっと深くて
味のあるものだから
気付けないなら
残念だ
"面倒くさい"
って言葉にも
妙に説得力がある
つまり
不倫も楽しくなくなったら
"面倒くさい"
で片付けちゃうんだろうね