ニワトコの杖【ハリポタ】 | Cachette

Cachette

日常をただ書くそれだけのブログ

ハリーポッターに出てくるニワトコの杖について私なりのまとめを書く。

興味ない人はスルーしてね。

情報は不確かな物もあるかもしれないのでご容赦ください。もちろんネタバレしてます。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ハリポタの7巻のタイトルでもある「死の秘宝」とは何か?

魔法世界の子供たちなら誰でも一度は聞いたことがある童話集「吟遊詩人ビードルの物語」の中にある「3人兄弟の物語」に出てくる魔法アイテムである。

アイテムは①ニワトコの杖②蘇りの石③透明マントの3つがあり、物語の想像物ではなく実在すると考えられている。

実際に透明マントは「賢者の石」で登場したので、信憑性があるよね。

この3つのアイテムは「死」によって与えられたと、童話の中では言われているが3兄弟が造りそれぞれ所有していたと考えられる。

さらにこの3つを手にすると、死に打ち勝つことができると考えられている。

 

①ニワトコの杖 → 作者アンチオク・ペベレル

②蘇りの石 → 作者カドマル・ペベレル ⇒ 子孫「トム・リドル(ヴォルデモート)」

③透明マント → 作者イグノタス・ペベレル ⇒ 子孫「ジェームズ・ポッター」「ハリー・ポッター」

 

ニワトコの杖の所有者(主)について

 一般的に杖は自分で主を決めて忠誠を誓う。主でないものが魔法を使うと弱くなったりする。

 主になるには殺害するか奪うかなど方法がいくつかある。

 

最初の所有者「アンチオク」

【様々な魔法使いの手に渡る。この辺は省略】

マイキュー・グレゴロビッチ

 杖職人で「ニワトコの杖」の複製をつくろうとしていたが、自分が所有者だと吹聴したことで強盗が入り「失神呪文」をかけられ奪われる。

ゲラート・グリンデルバルド

 噂を聞きつけ盗みに入り、グレゴロビッチを失神させて奪ったことから所有権が移る。

アルバス・ダンブルドア

 悪行を繰り返すグリンデルバルドと対決し、勝利したことから所有権が移る。

セブルス・スネイプ

 「謎のプリンス」の最後でスネイプがダンブルドアを殺害し所有権が移る。

ヴォルデモート

 ニワトコの杖そのものはダンブルドアの墓から奪ったが所有権がないことを知り、ダンブルドアを殺害したスネイプを殺害して杖の所有権を移した。

 

ニワトコの杖や所有者が何の意味があるのか?

 

ヴォルデモートが復活した「炎のゴブレット」でヴォルデモートはハリーを殺せなかった。その理由が杖にあった。

ハリーとヴォルデモートの杖は兄弟杖(素材が不死鳥の尾羽)であったことから、決着がつかないようになっていた。

新しい杖を探していたヴォルデモートは「ニワトコの杖」のことを知り、かつて所有していた「グレゴロビッチ」に会いに行くもすでにその手にはなく腹いせに殺害する。

さらに探索をして「グリンデルバルド」に行きついたものの、幽閉されていたので当然所有しておらず所有者も明かさないので殺害。

それでどういうわけかダンブルドアに行きついたが、この時すでに死亡していたので墓を開け杖を奪いとることに成功している。

(グリンデルバルドを倒したのがダンブルドアだから、今の次の所有者がダンブルドアと考えても不思議じゃないか)

だが最強の杖と言われるニワトコの杖の真の力が発揮できていないと感じたヴォルデモートは、ダンブルドアを殺害したのがスネイプだから今の所有者はスネイプだと考え、スネイプを殺害する。

これでニワトコの杖の真の主となったヴォルデモートはハリーと森で対峙し、「アバダケダブラ(即死魔法)」を使いハリーの息の根を止めた。

 

【ヴォルデモートは勘違いをしていた!】

ヴォルデモートがダンブルドアの墓を暴いた時点でニワトコの杖の所有者は「ドラコ」「ハリー」になっていた。

この辺の時系列はよくわからんけど、「謎のプリンス」の最後でダンブルドアから杖を奪ったのは「ドラコ」なのだ。

その後、マルフォイ邸でハリーはドラコの杖(ニワトコの杖じゃない)を奪っており、これでニワトコの杖の主はハリーとなった。

 

つまり本当の所有者は……

アルバス・ダンブルドア

 悪行を繰り返すグリンデルバルドと対決し、勝利したことから所有権が移る。

ドラコ・マルフォイ

 「謎のプリンス」の最後でドラコがダンブルドアを殺害しようとするができず、杖をはじきこの時所有権がドラコに移る。

ハリー・ポッター

 ヴォルデモートがスネイプを殺す前にマルフォイ邸でドラコの杖をハリーは奪っていた。これはニワトコの杖を直接奪ったわけじゃないが、ニワトコの杖がハリーを「主」と決めたのだ。杖奪われるようなやつは主人じゃない!みたいな感じだね。

 

結局、それが何なのさ!?

 最後の決戦でヴォルデモートはハリーの遺体と共にホグワーツに戻る。そこで勝利宣言をしようとしたのだがネビルが話した隙をついてハリーが復活し、ヴォルデモートと対決。力ではヴォルデモートが有利なのだが、ヴォルデモートが使っていた杖は「ニワトコの杖」で現在の主は「ハリー」なのである。杖は主を殺さないのでヴォルデモートが放った「アバダケダブラ」がハリーの魔法で跳ね返り、ヴォルデモートが死亡した。(死亡する要因はもう一つある。これは後日)

 つまり、あの最終決戦でニワトコの杖の所有権がハリーになかったら、ハリー死亡で敗北してたってことだね。

 

ここでちょっと疑問

 【森でハリーはヴォルデモートに倒されてるけど、この時杖の所有権が移ってないのか】

 この森での出来事は対決ではなかった。杖を構えていないハリーに一方的にヴォルデモートが「アバダケダブラ」を使ったのだ。

 杖は奪われていない。その上、死んでいないので杖の所有者はハリーのまま。

 でも、アバダケダブラ使われて生きてるのはなぜか。

 その答えは、また後日。これはホークラックス(分霊箱)の話になるので。

 

間違ってたらごめんね。