ここ最近いくつかの作業を同時進行中です。。。★
昨年頂いた展示のお話で私の制作の遅れにより大変ご迷惑をかけてしまっている
方がいます。。。
それなのに「待ちます。」と言って下さったお気持ちに応えるために最近は
ひたすら制作に没頭してます☆
粘土が乾く時間に次の人形の型を発砲スチロールで削っていたら
勢い余って夜中に思い切り流血~~
(/TДT)/そしてそんな時に限ってバンドエイドがない。。。。(笑)
創りたいイメージの人形が何点もあるのですが、手が全く追いつきません

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「バルテュス展」東京都美術館
そんな日々の中、終了間際の金曜日にやっと「バルテュス展」観に行ってきました♥

まだ学生だった頃、初めてバルテュスの展覧会を東京ステーションギャラリー
で観た時の嬉しさは今でも忘れられません★
東京駅のあのレンガ造りの建物の古い壁にバルテュスの「鏡と猫」と言う
中世を思わせる衣装を着て鏡を見る少女と猫の作品が凄く映えて素敵でした。
展示スペースは広くないので作品の点数は少なかったけど、ところどころ朽ちた
古い赤煉瓦の壁が独特の美しい雰囲気で、古いお城の部屋でバルテュスの絵を
眺めている錯覚に陥るような。。。とても良い展覧会でした。
この展示の時、バルテュスの両手を篠山紀信さんが撮影したモノクロームの大きな
写真が展示してあったのですが、両手を静かに重ねたその写真からは凄い迫力と
威厳のようなものが伝わってきて圧倒された私は食い入るように見つめたことを
今でも憶えています。

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バルテュスと言えば真っ先に少女が椅子に座って大胆で挑発的なポーズを
とっている作品を思い浮かべますが、少女は丸顔でふっくらした人物が
多いのに対し、男性は骨張った物静かな顔の人物が多いのが印象的でした。
どの作品も神秘とエロス、不思議な魅力に満ちていていつ観ても魅き込まれます。。。
あとバルテュスの描く猫★何かちょっと人間みたいな表情でいつ観ても愛らしくて面白い。。。(笑)
特に今回観られて嬉しかったのは「猫の王」と「ピエール・マティスの肖像」、
「美しい日々」

Balthus「美しい日々」(1944~1946)
そして一番観たかった「猫の王」。。。
ちょっと気取ったポーズのバルテュス自身と思われる男性と足元で頭を
こすりつけたちょっと人間ぽい表情の猫が何とも魅力的です♥
ポストカードだけにしようと思っていたけど「猫の王」のファイルと
MITSOUの絵がプリントされた蜂蜜を購入してしまいました★
最後に今回の展示で一番印象に残ったのは作品だけでなく、会場内で流していた
映像でバルテュスが亡くなる直前まで20時間近く描き続けていたと言う話。。。
東京ステーションギャラリーで「バルテュス展」が開催された時はまだ
存命だったから本当に描きたい作品がまだまだあったのだろうなぁ。。。
とその深く静かな情熱にしみじみと考えさせられました。
昔、洋書のバザーで珈琲1杯分のお値段で購入したバルテュスの「MITSOU」♥
今でも宝物です♪



