茨城で1点物のロリィタ服を作るRUSANJIN ROOMの瑠璃です
この「ロリィタソーイングのすすめ」シリーズでは、20年以上ロリィタ服を製作してきた経験をもとに、これからロリィタソーイングを始めたい方や、もっと上達したい方へ向けて、道具や材料選び、製作のコツなどをご紹介していきます。
まずは「ギャザーが寄る生地」を選ぼう
そのため、生地選びで一番大切なのは「ギャザーがきれいに寄ること」。
シーチング
おすすめ度:★★★★★
ほとんどのものが綿100%で、手芸店ならほぼ必ず取り扱っている定番の生地です。
価格も比較的手頃で、プリント柄も豊富なため、初心者の最初の一着にもおすすめです。
ヘッドドレスやワンピース、ジャンパースカートなど幅広く使用できます。
「まず一着作ってみたい」という方は、シーチングから始めてみると良いでしょう。
「シャーチング」「スケア」も似たような素材感です
ブロード
おすすめ度:★★★★☆
シャツやブラウスによく使用される、薄手で丈夫な生地です。
表面がなめらかで縫いやすく、ブラウス製作に特におすすめです。
薄い生地なので、細かなタックや繊細なデザインとも相性が良く、上品な雰囲気に仕上がります。
シーチングより少し金額が高くなります。
ローン
おすすめ度:★★★★★
私が特に好きな生地の一つです。
非常に高密度で薄く、軽やかな印象に仕上がります。
シャツワンピースやブラウスにも向いており、ピンタックなど細かな装飾も美しく仕上がります。
ブロードと似ていますが、ブロードより糸の密度が低いため透け感があり、夏向きです。
特にリバティ社のタナローンは、手触りや縫いやすさ、発色の美しさなど、どれを取っても素晴らしく、一度は触れてみていただきたい生地です。
ツイル
おすすめ度:★★★★☆
「デニムのような織り方」と聞くとイメージしやすいかもしれません。
適度な厚みがあり、ギャザーもきれいに寄るため、ジャンパースカートやワンピースによく使用しています。
特に、「ゴワゴワした綿素材」で作られた懐古的なロリィタファッションとの相性が良い生地です。
初心者の方は、厚手ではなく薄手のツイルを選ぶと縫いやすいでしょう。
初心者にはあまりおすすめしない生地
もちろん作品によっては必要になりますが、最初の一着としては次のような生地は少し難易度が高めです。
シフォン・オーガンジー・ベロア
裁断や縫製が難しく、生地が滑りやすいため、初心者には少し扱いづらい素材です。
サテン
価格は手頃ですが、光沢が強いため、選び方によっては安っぽく(衣装のように)見えてしまうことがあります。オックス・キャンバス・ゴブラン
厚みがあるため、ギャザーが寄せにくい生地です。バッグやポーチ、ヘッドドレスなどには向いていますが、ワンピースにはあまりおすすめしていません。
生地は実際に触ってみよう
最近はネット通販でもたくさんの生地を購入できます。
もちろん便利ですが、初心者のうちは、できれば実店舗へ足を運び、生地の厚みや柔らかさ、手触りを実際に確かめてみることをおすすめします。
「この生地はギャザーが寄りそう」
「これは少し厚いかな」
そんな感覚は、実際に触ることで少しずつ身についていきます。
また、お店の人にも相談してみてください。
勇気はいるかもしれませんが、実際に作りたい洋服の型紙や画像を持っていくと相談しやすいかもしれません。
私がおすすめする生地屋さん
私が普段利用しているお店をご紹介します![]()
オカダヤ
定番生地から副資材まで豊富に揃う大型手芸店です。
レースやリボンは通販より実店舗の方が充実しています。
ユザワヤ
全国展開している手芸店。会員セールも多く、まとめ買いにもおすすめです。
日暮里トマト
リーズナブルな価格で生地を探すなら外せません。
公式通販
日暮里トマト通販
生地のマルイシ
日本製コットン生地が充実しており、無地生地やストライプを探す方にもおすすめです。
大塚屋
掘り出し物も多く、生地好きなら一度は訪れてみたいお店です。
サンキ
全国各地に店舗があります。店舗によって品揃えは異なりますが、リーズナブルに生地を購入できます。
まとめ
ロリィタソーイングは、生地選びだけでも奥が深い世界です。
最初から高価な生地や珍しい生地に挑戦する必要はありません。
まずはシーチングやツイルなど、扱いやすい生地で一着完成させることが、上達への一番の近道です![]()
今回の生地の内容を1枚の画像にまとめてみました。
DL(スクリーンショット)して保存してソーイングにお役立てください。
※無断での使用、改変を禁止いたします。

次回は、生地と同じくらい作品の印象を左右する「レース・リボン・副資材選び」についてご紹介します。




