介護保険を利用し始めると毎月一回のケアマネ訪問・面談がある。


毎月の面談は母と家族が同席で行われるのだが、家族がケアマネに質問したいことや、母の近況報告を本人の前で話すことになり母の機嫌を損ね、感情的になって声を荒げ嘘つき呼ばわりされたりして大変だった。ケアマネが帰ってしまえば面談したことを母は丸ごと忘れてしまうのだが、とても苦痛だった。


できれば、母のいない場で話したかったがそれはできないが相談があればいつでも電話して良いと言われた。なんとなく冷たいなぁと感じた。


その後、私は相談したいことがあるとデイサービスの介護指導員に相談した。介護指導員はこちらの「一を聞いて十を知る」「かゆいところに手が届く」という言葉がぴったりな人で先手先手で対策してくれた。


素人には思いつかないことや工夫の仕方がたくさんある。だからこそ、専門家にアドバイスを期待して相談する。


ケアマネは「できる」「できない」のいずれかで回答するのみでその先がない。一方で介護指導員は「それはできないけどこれならできる」と回答してくれるのだ。



私の中で毎月のケアマネ面談は母が機嫌を損ねることは口にせず特に問題なしと答えるだけの儀式になっていった。