イキって本を読んでみようと思い49冊目に入りました。
今回読んでみたのは「斜め屋敷の犯罪」(島田荘司 作)。
私の母が学生時代にガチ恋していた御手洗さんの登場するシリーズ第2作です。
私も御手洗さんを好きになりたい!
今回は御手洗さんのカッコいい所を見れるのでしょうか?
こうご期待!
それでは感想を書き散らかしていこうと思います。
適当なあらすじ
北海道の宗谷岬には傾いて建っている建物、通称"斜め屋敷"があった。
斜め屋敷を建てた大企業の社長、浜本幸三郎はクリスマスの日に知り合いたちを招いてパーティーを開く。
パーティーの夜、招待客のクミは3階の窓から怪しい男が覗いているのを目撃する。
見間違いかと思われたが、次の日の朝なんと人が殺されていた!
現場には鍵がかかっていて、部屋の周りの雪には足跡が無く密室状態だった。
斜め屋敷には刑事もやってくるが、第二の殺人事件が起こってしまう……。
どうやって殺したのか?そして斜め屋敷の秘密とは……!?
この本はミステリーなのでネタバレが嫌な方はご注意ください。
この下ネタバレありの感想
(犯人の名前が書いてあります!)
↓
ごめんね……
なんかもう、パーティーに来た人たちの中に好きになれるキャラが一人もいない……。
性格の悪い女とヘタレ男とスケベジジイしか出てこないシーンが300ページぐらい続くんですけど。
マウンティングと暴言と放送禁止用語の連打。
嫌なパーティーすぎる……。
英子さんはマウント取らないと人の紹介できないの?
わざわざ水商売あがりっぽい人に『普通の方じゃないみたい』とか言ったり、太ってる人に『グラマーな女性』とか言ったり喧嘩売ってるんですか?
しかも同性にしかマウント取りにいかないのが嫌な感じ。
クミさんもたいがいで遠回しにデカ女とか言ってくるのが最悪。 なんでや!高身長女性かわいいやろ!
『オツムにカビが生えましてよ』 ←好き
昼ドラでもなかなか聞かないコテコテのセリフすぎる。
初江さんはまともかと思ってたら、夫婦の部屋に戻った途端長文で陰口言い始めるし。
そのうえ陰口の内容がほとんど容姿ディスりなの酷い。
こいつら容姿と金の話しかしてねぇ……。
夫の金井さんも役に立たないヘタレ男すぎて最悪。
よっ!おべっかだけで出世した男!
上司にしたくない男ナンバーワンじゃん。
菊岡さんがギトギトのスケベジジイすぎて嫌。
部屋でクミさんに言い寄ってたときキモすぎました。
ひぃ!おじさん構文だ〜!
日下さんと戸飼さんは鼻につくけど人の悪口を言わないのでまだギリ好きです。
嘉彦くんはもうちょっとちゃんと喋ったら?
使用人の早川さんと梶原さんはどんなキャラなのかすらわかりませんでした。
もっと喋ってほしかった……。
全員悪人 勝手に戦え!って感じです。
それでこの全然好きになれない人たちが延々内輪もめしているところを300ページ近く読むことになって困惑していました。
『第二場 サロン』とかの見出しがついてるんですけど、場面がサロンになると絶対に口汚いマウンティングが始まるので早く部屋に戻ってくれ〜と思ってました。
えっ、まだ御手洗さん出てこないんですか?
斜め屋敷の間取り図とか殺人現場の図とかが入っててわかりやすいです。
序盤からヒントが盛り盛りですごい……!
でも私は全然推理とかできないので、うぅ〜賢くなりたいよぉと思いながら呻いてました。
雪に刺さってた棒とか金属製の階段とか全部ヒントなのに覚えられないー!
からくり人形とか天狗のお面とかもただの雰囲気づくりではなくしっかり伏線ですごいです。
でも全部覚えられないよぉ……。
答えを読んでるときもへぇ~初耳です〜という気持ちになっています……。
ちゃんと伏線を覚えられるようになりたい。
312ページになってやっと御手洗さんが登場したのですが、意味不明なポエムを語りながら参上してきてこの人大丈夫か?と心配になりました……。
本当にカッコいいところ見られるんですよね?
石岡さんの苦労がしのばれます。
御手洗さんが女性陣の喧嘩に巻き込まれたくだりは爆笑しました。
『どちらが勝つかと思いまして……』じゃないよw
でも解決篇のときはすげえ!と思いました。
あの意味不明な行動も全部犯人を罠にかけるための作戦だったのか〜。
カッコいいですよ御手洗さん!
真相がすごかったです。
まさか殺すためだけに家を一軒建てたとは思わなかったです。
塔のスロープからナイフの入ったつららを滑らせると、一直線にある階段のへりを通って、真ん中の部屋に飾られている天狗の鼻を経由して、ターゲットの部屋にある小さい窓に入って心臓に刺さるようになっているらしい。
ちゃんと階段のへりの上を滑るように家が傾いて建っているんですね。
すごい……。
試してみたい。どこかに斜め屋敷建ってないかな〜。
幸三郎さんの背景は切なくなります。
金井さんの言うように恩なんか忘れて自分のためだけに生きることもできたのに、そこまでして恩を返すのはとてもできないことだと思います。
この本が書かれた40年前にはまだ戦争経験者が60代だったんですね。
今回は御手洗さんのカッコいい所を見ることができました……。
このシリーズ追おうかな?
次回作は「異邦の騎士」っていうんですね。
また読みます。

