少し空いてしまいましたが・・・

 

シュタイナーの色彩論考察の続きです。

(今回は色までたどり着きませんが)

 

古い世界がぬるま湯のように足を引っ張ってくるけれど

なんとかこっちに食らいついて脱却したいものです。

 

「光と闇」といっても、スターウォーズ的な善悪やポジティブ・ネガティヴといった心理的な話ではありません。

 

 

 

まず・・・

 

人間の頭(思考)は「前世」を示唆していて

手足(意思)は「来世」を示唆します。

 

(毎度きたなくてすみません・・・)

 

どういうことやねん?ですが

 

「前世の手足(意志)が今世の頭(思考)」ということです。

 

今私達の頭の中に働いている思考は

前世で私達の手足の中に働いていた意思が変容したものということです。

 

※ところで、シュタイナーによると

本来の思考とは、エーテル体の中で行われるもので

言葉で考えられていることは本来の思考とは言わない。

なので現代、本当の思考は稀となってしまっているそうです。。

 

 

そして、今世意志として活動していることは

来世では思考に変化します。

 

意志は思考へと進化していく

 

 逆じゃないんですねー


※意志にも段階があり

肉体レベルだと本能、個我では動機、

霊人までいくと決断、になるそうです



そして

この、前世から到来した思考を

超感覚的に、精神的・心魂的に見ると

「光」として見えるそうです。

 

外界で光を外から見るのに対して

自らの思考によって光を「体験」します。

自分自身を見ることができないように

自分が思考になると、光を内に有することになります

自分では見えませんが、外からは光に見えます

 

内面の思考が光として外に現れるようすは

宇宙と同じだと書いています。

人のドーム状の頭を天空になぞらえてみます。

 

 

 

思考=光

 

以前の地上生活の成果が

思考として光として輝きます

 

そして

光(思考)の中で過去の世界は絶えず死んでいきます

これが宇宙の秘密です。

それが「美」になるということです。

 

はぁ・・・キューン

 

 

 

次に意志についてです。

 

思考が外的に光であることに対し

意志(手足)は外的に物質です。

ここから絶えず世界が生まれ出ます。

 

光の美の輝きの中で過去の世界は死んでいき

新しい世界は、その闇の中に出現します。

 

意志=闇

 

まとめると

現在の人間の中に過去と未来が共同しているのが良く解ります。

 

未来は物質の力の中に横たわっています

過去は光の美しさの中に輝いています

 

 

光は過去から輝いてくるもの

闇は未来を指し示すもの

 

この考察では

死は光で、生は闇ともいえますね。

 

 

 

そしてそれは自然界にも見ることができます。

 

〈光〉

外に出て、木に咲いた満開の花を見るとき

私達は過去に向かい合っています

(かつて神々が働きかけた結果として)

 

〈闇〉

そして花が枯れて美味しい実になると

それを口に含み舌で味わうことは

外から花を見ることに対して内側で体験すること

そして未来への復活にも繋がります

 

 

 

今回はここまで。。 


捉える階層によって

光と闇の定義は様々ですが

光に死を、闇に生を感じると

この世界の循環の豊かさが

身体に流れ込んでくる氣がします。


ただ、現代は

私も含めて殆どの人が

頭が先になりがちで

そして正しい思考もできない

(思考が光になっていない)という

本来の在り方から大きく外れた形に

なっているのではないでしょうか

そうなると、妄想の世界に入ってしまう。

(巻物で描いたロボット人間)

なので私は今、

そこを正すトレーニングをしているのです。




 

ところで最近は

新しい作品に取り掛かったばかり。

また新しい試みにチャレンジしているので

試行錯誤中です。

 

 

 

最近は何かと心の中が疲れることが多い。。

 

私は別に

絵を描くことで自己実現しようなんて

さらさら思ってないし

スピリチュアル談義にも興味ない。

 

最近はSNSもそんなのばっかりで

うんざり・・・

(まあ人それぞれだからいいんですが)

 

たまに〇〇講座しないのですか?と聞かれることがあるけれど

一切お断りしています

なんでみんなそんなに先生になりたがるのか?

(本当のプロフェッショナルは別ですが)

よくわからない・・・

(そもそもそんな時間もないし)



きっと根底にあるのは

認められたい

構ってほしい

特別な人だと思われたい…


自分で自分を認められれば

それで良くないですかね?


ただ分かち合えればいいだけなのに


寂しい世界はいやだなあ。。


 

このシュタイナー考察している時と

自分の絵の世界にいる時が

清々しくいられる貴重な時間です。。

 

 

そして、ただ考察して終わりではなく

手足を使って実行することが

来世の思考に繋がるのですね昇天