昨日、国立博物館の「空海と真言の名宝」展に行ってまいりました。
来週までなので、間に合ってよかったです。
普段は閲覧することのできない国宝や重要文化財の寺宝がこれだけ揃うのはすごいこと。
仏画や絵巻物は、使っている色材や紙や絹本などの素材、装釘などをじっくり観るのもマニアックな楽しみで、千年前の絵師や職人の息遣いを感じたくてガン見します。
当たり前ですが細部へのこだわりが凄すぎてため息の連続です。
仏像や彫刻も素晴らしかったです。
長い間人々の祈りを受け取ってこられた仏像はどれも、命が宿っていることを感じさせられて感動の連続でした。
個人的には、故郷神戸の大好きな須磨寺の寺宝が多かったのも嬉しかったです。
(源平合戦ゆかりの地で平敦盛の首塚もあります)
撮影できたのはこちら。
愛染明王坐像。優雅さと厳しさが同居した佇まい。
曼荼羅を立体化した圧巻の五智如来坐像。
平安時代の作だそう。
大日如来様の時を超えた神々しさ。。
私は普段から展覧会などの解説をあまり読まないのですが
詳しいことは解らなくても、美しいものを観た時の染み込むような感動は、何にも変え難い魂の栄養になりますね。
今巡っている観音霊場巡拝が結願したら、私も観音画に挑戦してみたいと思います。
(以前、不動明王をご依頼で描かせていただいた事はあります)
現在は久しぶりに大きな作品に取り掛かっている最中です。
またしても新しい試みにチャレンジしていて、独特の質感の作品に仕上がりそうです。
産みの苦しみもありますが、自分の絵を描いている時だけは
普段の平面の世界から脱出して、宇宙空間のような、垂直の世界で顕現化を行う至福の時間です。
来年の展示会でお披露目できたらと思います。





