あやかしごはん | 中島陽子のフリーダムなブログ

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日々想った事・購入した品のレビューなど
お届けする、ゆるーいブログです。

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プレイ終了しましたっ。
すっごい良かったです。
恋愛シュミレーションのジャンルになると思いますが
それだけでは無かったです。


「家族」と「食育」

がテーマになった、暖かくそして、切ない

涙なくしてはプレイ出来ないゲームでした。

時期も8/20から翌年の3/9までのお話しで
クリスマス・お正月もあり
ゲームの中で除夜の鐘を聴いて(笑)
年越しをしました。




ヒロインの朱音凛
父を亡くし、母は水商売をして家計を支えていた。
母とは、すれ違いの生活で、食事は元より
全ての事を自分でしなければならない環境であった。
誰もいない家に帰り、一人で食事を作り、一人で食べる。
自分の殻の中に引きこもりがちな子供へと成長した。

父の母・・祖母が居る紅葉村へ夏休みの間だけお世話になる事となった。

そこには祖母と、と言う男性が住んでいた。
吟はお料理上手で、凛に対しても優しく接してくれた。
ただ違っていたのは、吟は妖狐だったと言う事。


この紅葉村は、"あやかし"と"人"が共存する村であった。



凛の性格も
元気な凛と、引きこもりがちな凛と2パターンある。

どちらになるかで、絡んでくるキャラが変わる。

私は・・引きこもりがちな凛の方が好きだったりする。
元気な凛の方が好きだという方が多いと思うけど
この暗い(笑)凛がどうやってこれから、成長していくかに
興味があったから。


サブキャラも凄く素敵だった。


お気に入りは狭霧



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絡新婦(ジョロウグモ)のあやかし


人を取って食う悪いあやかし・・だった。
足を木の根に封印され、衰弱しており
このまま一人で朽ち果てるはずだった所へ

凛(暗い方の)が通りがかる。

衰弱していた狭霧に、吟が作ってくれたお弁当を
食べさす凛。
凛は食が細く、そして他人と食卓を囲む事を嫌がった

それまで一人で食べて来たから・・落ち着かないと言う。
そして何より、吟が作った物が食べられない。
吟が作る料理は愛情で溢れ、食べたものを幸せにする。
愛情が何か分からない凛は、吟の料理を受け付けられないでいた。


狭霧に心を許した凛は、毎日、吟が作ったお弁当を
狭霧に持っていった。

狭霧は凛の寂しさに付け入っただけだったのだが・・。


力を付けていった狭霧は、正体を見せる。


「これで昔のように村人を食らってやるっ。」

凛は真の姿になった彼女を見ても


「貴女は私の大切な人」


と言って彼女と向かい合う。


・・・狭霧も分かっていた、私達は"似ている"と


誰からも愛されなかった私達。心の中は空しい寂しさで一杯だった。


ある日、凛が言った。


「狭霧がお母さんだったら、良かったのに・・」




狭霧も思う。


私があんたの母親ならよかったのに。そうしたら、あんたを心から愛してあげられた・・でもいけない・・それは出来ないんだ・・私はただの醜い大蜘蛛・・




この狭霧の独白シーンは、ずーっと泣いてました。


哀れ過ぎて。



最初の1週は、ベストエンドのはずなのに
ベストではない表現をします。
ので・・切ない・・これはどうしたら良いのか・・
と思い悲しくなります。

ボスキャラを攻略すると
ベストエンドの表現が
納得する表現に変化します。


ボスキャラも大好きなんです。
でもね
でもね

彼の犠牲の上にこの世界が成り立っているのなら
救いが無いな・・と思いました。



がっ!!


おまけシナリオで
凛の前にちゃんと帰ってきます。



次はメインキャラで
お話しを進めます♪



いや~1年ぶりに新作したーっ



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