大阪・新歌舞伎座「浪花阿呆鴉(なにわあほがらす)」@辛口 | 中島陽子のフリーダムなブログ

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昨日は、知り合いのご好意により
大阪・新歌舞伎座「浪花阿呆鴉(なにわあほがらす)」を観てきました。


特別席を用意して頂いて、ど真ん中の2階。
ありがとうございました。

演者は早乙女太一・市川月乃助

あらすじは読んでみたものの、まったく想像できず・・。

$中島 陽子のファッション・コスメ館



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ん・・・
5人の男子が、どうも当時のヤンキーだったんだけど、、どうにも滑舌が悪く何言ってるか分からない。

これは致命的。

役者が何言ってるか分からないと、客にまったく伝わらない。
最近特に、ドラマcdで滑舌の良い声優さんの語りを聞いてるので
嫌でもムカムカする。

怒鳴り散らす声、普通に話す声・・全てに置いて何も伝わってこない。



私:「太一、なんでこんなに滑舌悪いの?大衆出だから?」
友:「それもあるし、本人がそれで、出来ていると思ってる所が要因かな。」

チャンバラがしたいと言うのは、知っていた。
殺陣は、確かに上手い。間合いも良く読んでるとは思う。

後の4人とは、雲泥の差だ。

友:「一年くらい、四季に入れれば、少しは変わると思うけどね。」
私:「本人次第・・だね。」

脚本もムダに長い。

友:「これでも初演からは削ってるんだよ。もっと長かったし。」
私:「えっ、これで?!」

途中、ダルくて仕方ない。
2部構成のしてあるけど、1部だけにして
後はショーにしたら良かったのに。
太一の花魁、観たい人も多かろう。

本人は女形、嫌がるけどね。

今回は2枚看板。太一と市川月乃助さん。

さすがに市川さんは上手い。
着物の扱いも見ていて安心だし、台詞のキレも良い。
中堅4人のシーンは落ち着いて観られた。

最期の処刑のシーンも5人が華なんだけど、
目がね・・市川さんを観るんですわ。
お白州で桜が舞う中、一人ひとり、名前を呼ばれ引っ立てられてゆく。
一番のお涙シーンなんだけど。

どセンターで、市川さんが立ってると全て、持って行く。

悪いけど・・格が違うわ・・若い子達とは・・

太一一人の1枚看板じゃ、持たない。正直。
私なら1部で、間違いなく帰る。

この舞台の動員数を見れば、分かるでしょ?
客、入ってないじゃん。。

小屋関係者に聞くと、リピーターがいない。との事。
リピーターが付いて、何度が観に来てもらう。これって重要なのに。


話は変わるけど、ロビーで少々ハデなご婦人に会釈されました。
・・・・・・・・覚えてないんだけどぉっ。

えっと・・どこかでお会いしましたっけ。
前もアロマの講習会で先生に

「貴女とお会いしてますよね♪」と言われ・・
・・・・・・・・覚えてないんだけどぉっ。

きっと、きっと、私の記憶力の低下によるものだわっ。
マズい。マズい。


※友も私も、舞台に関わるヒトなので、一般の方とは見解が違うのは許して頂きたい。