“コスチュームジュエリーは個性を引き出す小道具
時代を経ても古びる事のない様式美が身につける人の個性を再認識するきっかけに”
この展示会に尽力してくださっている
展覧会監修者の小瀧さんの
展示ご挨拶の文面から拾った言葉です
コスチュームジュエリーとは
貴金属、宝石を使う“ファインジュエリー”
とは異なり
真鍮、銀などの合金、ガラス、半貴石、
模造パールを使ったデザインを重視した
ネックレス、ブローチ、腕飾り、
耳飾りのことです
ファッションの歴史とジュエリーの変遷は
常に時代と共に変化している事は
言うまでもないが
第一次、第二次の世界戦争を乗り越え
女性の社会進出からファッションも
ジュエリーのつけこなしも
どんどん自由度を増してきている事を
この展示会で見てとれます
どんな事があっても逞しく輝く
それぞれの時代の女性達の姿は
まさに希望だと感じます
ここに私が思う
全ての女性の人権を重んじ差別や
抑圧されない世の中を切望するところに
繋がるように感じました
何かに埋もれてしまう
〇〇さんの奥さんとか
〇〇ちゃんのママ
〇〇さんちの娘さんなどと呼ばれない
一人の人として周囲が認める事などが
望ましいと思う
ビーズに惹かれ
コスチュームジュエリーを制作する事に
私が夢中になるのは
個性的でいたい
私が私でありたいという心からの主張なのです
世間にうずもれてしまうのではなく
この時代に産まれた一人の人として
すこーしだけ目立って
自分の心に“貴女は何がしたいの？”と
問いかけつつ私に対して素直でいたい
他人に協力はするが、
意に反する事は同調しない
誰かが嫌な思いをする事を避け
助けられそうなら手を差し伸べる
あくまで自分のできる範囲内で
私の生き方を後押ししてくれる勇気を
コスチュームジュエリーから貰えました
糸で編んだ作品、ワイヤーワークの作品など
素材の使い方や技法なども勉強になります
素材も着け方も貴女次第で
何を選んでも良いという自由発想
沢山の作品を見ることが出来て
大満足の展示会でした
コスチュームジュエリー展
愛知県美術館 4月26日から6月30日まで
入館料 当日券 一般¥1,800
大学生•高校生¥1,200
10時から18時 金曜日は20時まで
月曜日休館
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