ビーズステッチに糸はどれくらい必要なの? | 三重県松阪市ビーズ教室 VIOLET•AYUはぎあゆみ

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今更聞けないビーズの使い方や工具の事、なんでこうなる?を解決します♪ビーズの種類、技法によって出来ていく物がこんなに違うんだというわくわくを体感して欲しい。ビーズジュエリーを通じて一人の女性としてしなやかな生き方の自覚を見出していきましょう

VIOLET・AYUビーズジュエリー教室
はぎあゆみです。

検証作業を兼ねて先日完成した赤メノウのネックレスの色違いを編んでいます。

こちらはメノウが赤くなくてかなりオレンジイエローなので、合わせるビーズの配色をブラウンやグリーンを合わせました。

マンテル部分もビーズで作って金属アレルギー対応で作ります。

ビーズステッチでネックレスを作る場合、糸が沢山必要な種類のステッチは糸はどうしても継がないと首周りの長さに編めないのは無理のない長さでスタートして途中で糸を足して作ります。

糸継ぎ無しで作れそうなら中心から左右に編み進めて行けばいいかなって思います。

今回の課題の場合は、いずれにしても微妙な糸の必要量です。

糸に負担をかけず、糸継ぎは一回だけ、後始末が楽。

それらをかなえる方法を試すのです。

デザインして何かの作品になる時、教室の課題は特にこういった検証作業や、どのくらいの時間で出来上がるを試したりもします。

通していくだけでつくるデザインでしたら完成予定の長さに糸始末の為の長さをプラスした長さが必要です。

ビーズステッチのパターンによって一つの作品に5メートルの糸が必要な場合もあります。

デザイン、ステッチの種類によって必要な糸の長さもかなりの幅があるでしょうね。


キットや、作り方が出ている本での糸の必要数はそれぞれデザインした作家さんの検証でわかった必要数なのだと思います。

また、編む人の糸の引く力が弱いと編み地が柔らかくなってしまうのでその分長く糸を使うことにもなります。逆に強く糸を引いてカッチカチの編み地になる人にとっては糸が少なめでも完成予定の数のビーズを編み終えてしまえる場合もあります。

その辺りも考慮しながらキットに入れる糸の長さを決めます。