赤毛のアンにみる子育て | 三重県松阪市ビーズ教室 VIOLET•AYUはぎあゆみ

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幼いころ見た時には、アンの空想の世界や、友達との関わり方が印象に残っていました。
ストーリーはとにかく好きです。
時代背景は違っても、実の親子の話ではなくとも、理想の親子関係が、描かれていると思います。
再放送があるとチェックして、何回も見ています。
大人になってから見て思うのは孤児院からひきとったアンを、わが子として年配の兄妹が
愛情をかけて育てていく様子とアンの成長ぶりに心動かされるようになりました。

私の母も子供の話を良く聞いてくれました。
祖母も 同様に母との会話を大切に子育てしてきた人だったようです。
子供の話をちゃんと聞いて、親として聞かせるべきことは逃げずに話す、そういう姿勢でした。


マリラは、学校から帰ってきたアンのおしゃべりをちゃんと聞きつつ、帰宅後の片付けや、家の手伝い、料理の仕方などを教えていきます。
話を聞いてやることで、毎日学校の様子がわかるし、子供も親に話すことが、気持ちを平穏に保つ方法になっていくのだと思います。
アンが、親友と進路が違うことを知り喧嘩してしまったときにも、マリラは人はどんなに仲良しでも、それぞれの人生を進んでいかなくてはいけないのだと、自分の思いを相手に押し付けてはいけないのだと諭します。
あれはいけない、これはしなさいと理由なくガミガミ言うことは、しません。

アンは自分が愛されているという実感を生きる自信にして成長していったように感じます。

私も子供達の話は毎日聞くのが楽しみで よく会話する方だと思います。
帰宅後、ドアを開けてからすぐに、その日の楽しかったことも嫌な思いをしたことも話はじめます。

幼い頃から そのことが習慣になっているので、こちらから「今日はどうだった?」と尋ねなくても話てくれることが多いです。
なので、何も言わない時があったら、よほどショックなことがあったときだとわかるでしょう。

そして、スゴイと思ったことは素直に褒めますし、間違ってるかなと感じたら自分の経験から当時の自分を思い出して、エピソードを交えて私なりの考えを話すようにしています。

子供達が幼い頃はイライラして、やたら親子でギャーギャー言い合うか、私がガミガミ言っても子供の頭に言葉が入っていかない時もありました。
親としても未熟だったので、上手に言い聞かすことができなかったのです。

子供達の成長と共に親の私も色々学んでこれました。

今でもたくさん話してくれるので友達との関係や学校の様子を把握することが出来ます。

お互い信頼しあえる親子関係になれたことは、祖母から繋がる子育ての仕方と、アンとマリラとマシューの関わり方を見て感じた事に学んだからこそ出来たと思っています。