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幼稚園時代に
療育手帳を取得した自閉スペクトラム症(ASD)の息子と次女を中心とした記録と音楽ネタを書いてます。
それぞれ通常の教育課程を修了し、
専門学校と短大から自力で就活後、
一般の会社で働いています。
次女は短大までピアノ、息子は学生時代に部活で管楽器と打楽器、
習い続けたヴァイオリンとヴィオラで
現在も市民オーケストラで演奏しています。
息子が4歳、長女が2歳、次女が生まれていない、携帯電話のなかった頃、
夫が2人を連れて出かけたある日
息子が駅のエスカレーターの
動いている階段と脇の壁の僅かな隙間に
手を突っ込んで挟まれた指から血を出して駅から救急車で病院に運ばれました。
家にいた私は、病院からの電話で知りました。
幸い小さな怪我で済み、
今こうして息子は楽器が弾けるわけですが。
エスカレーターがすぐに止まったそうで、本当に良かったです。でも、たくさんの人に迷惑をかけたはずです。
その時、夫がどんな態度を取ったのかわかりませんが、私が隣の市の病院に到着しても
長女はまだ泣いていました。
常識では考えられないようなことをする
彼らに振りまわされ続ける
幼児〜学童期
このドラマに関わっている奥田健次氏は、
「障害があるから仕方ない」と甘やかして対処していたら大変なことになると主張していますね。
パニックと癇癪の違いも分からず、特性を薬で抑えて大人になっても飲ませ続ける→入院
そんな治療しかできない医者が多すぎるらしいです。
まもなく社会人10年目に入る息子は、
視覚的刺激を求めることはなくなったものの
まだまだ生きにくさはあります。
たとえば、話の筋を自分の興味のあることにすり替えて、暴走してしまう。
このエスカレーター事件の話を
久しぶりにしたら
「俺がエスカレーターに手が挟まったときは、まだ山手線が205系だった。MAXもあった。
京浜東北線は209系で、宇都宮線も一緒に通過したら大きい音がして妹が泣いたことも覚えてる。
それから…105系の£#〆$°♪⌘…」
しばらくして…
「あ、どうでもいいか。」
自分で気がついたようだ。(笑)えらい。
この1話を見て、
特性で困ることに対しての周囲への対処法は
シンプルではないかと思いました。
「彼らは悪くない」と毅然と主張すること。
「おもしろいね!」
「集中力があるんだね!」
などと、言ってくれる人を増やすこと。
将来的に
彼らを雇って一緒に仕事をして欲しいと
切に思います。
やっぱり教育ネタになってしまう…
私も。(笑)
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小学校の国語で学ぶ
「スイミー」
広い海の中、一匹だけ真っ黒な魚がいた。
息子が2年生のとき
90名ほどの学年全員が描いた魚をまとめて
🐟大きな魚を作ったのですが、
たった1人だけ反対方向に描いて
貼り付けていた、それが息子でした。
これを直さずにそのまま貼り付けてるのは、
どうかとその時は思い、恥ずかしい気持ちになりましたが、笑い話にして、息子はスイミーなんだと思うことにしました。
アクアマリンふくしまで
『スイミー』の大きな絵本が
展示されています。長女が行きました。
皆んなと違う黒い魚が目になって、大きな魚と戦う話は感動的です。
違ったっていいじゃないですか。
「この子たち(自閉症児)は宝物。
- 人の悪口は言わない、
- 決まったことは必ず守る、
大事に育てれば、国の宝になる。」
医師であり四国で療育センターを立ち上げた
K先生の言葉
息子は、癒しキャラと会社で言われているそうです。
彼らの存在が、周りの人のためになることは、
間違いないと、私も思います。
リエゾン第二話も楽しみです。