映画「工作 〜黒金星と呼ばれた男」。 | taka。のブログ

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浩然の気



監督:ユン・ジョンビン
脚本:ユン・ジョンビン、クォン・ソンヒ
撮影:チェ・チャンミン
音楽:チョ・ヨンウク
出演:ファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チョ・ジヌン、チュ・ジフン、キ・ジュポン、パク・ジニョン、キム・インウ、イ・ヒョリほか
作品名「工作 〜黒金星と呼ばれた男」
2019年7月19日公開
上映時間:137分



実話に基づいた作品
それを知った上での鑑賞
抜群におもしろかった
ごく身近なネタなだけに
日本人にも理解はできるが
史実として難しい点は多々あった


韓国から北朝鮮にスパイを送り込み
核開発の状況を探る
事業家として潜り込む
決して見破られないように
完全になりきって






事業の提案
金になる話に北トップは反応してくる
そう 金正日(キム・ジョンイル)
彼につながる
広告事業を展開するという
そうすることで核施設を探る目的


主演 ファン・ジョンミン(パク・ソギョン役)が見事に工作員に成り切っていた
それも事業家に成り切っている演技をしていると感じさせる演技



そして北に潜り込んでいることで、いつ正体がバレるのか、バレやしないかという緊張感







特に金正日との謁見の場の緊張感は見事にその空気も演出されている
一挙手一投足の緊張の間
そして将軍の即決






そこに至るまではリ・ミョンウン所長(イ・ソンミン)との関わり方が重要で
かつこの映画の、また史実での最も肝となる関係
関わり合いが続く中で生まれてくる信頼感
それもこの映画の中で見事に演出されている
リ所長が願う本音
北の実態





またこの物語は北の核に関してだけでなく
南の政治的戦略で北を使うという裏工作も描かれる
そこにある金の問題
現実にはもっともっと汚いものもあるのだろう
想像に難くない展開



事実と逸話
かなりの部分で事実が含まれているとのネット上の記事も見た
それを知るとさらに興味深くなる

まずはこの作品を観て
そのあと史実を学んでから
もう一度観ると非常に面白くなるかもしれない
きっともっと面白い