旅の記録 湖東②。 | taka。のブログ

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あたり一面に

びっしりと張り満たされた湖の水面

 

 

まるで

 

途方もなくでっかい洗面器に

目一杯水を満たしたかのように

溢れそうな水は

ひとしきり波打っていた

 

 

 


 


 

潮の香はなく

それでいて途方もなく広く

地球の丸さを感じられる

 

砂浜に寄せられる木くずたちは

海のものとは違って

優しく感じられる

 

 

 


 

 

 

僕は翌日

彦根から東方を目指すことをやめて

南へと向かった

 

 

 

 

安土城

 

 

 

あまりにも有名な

そしてあまりにも絶対的な存在

織田信長公が築城させた平山城

 

 

 

 

ただ、天守はなく

櫓や御殿といった建物類はない

三重塔や二王門はあるが

お城の痕跡といえば石垣と建物跡の礎石のみ

 

 

 

しかしここを訪れる人は決して少なくない

 

 

受付を越えると

大手道という大動脈がまっすぐ伸びている

階段

受付には杖が用意されていて

誰もが自由に

そして当たり前のように手にして登っていく

 

 



 

僕は言っておくと

 

天守のない安土城にこんなにも感銘を受けるとは思ってもみなかった

 

 

その一つがこの大手道

あまりにもきつい階段

わが国初の天守閣というその時代を感じさせるかのような

軍事的要素なのか

容易にはあがれない

 



 

そして受付からすぐの大手道沿いには

右手に伝前田利家邸跡

左手には伝羽柴秀吉邸跡

伝が頭につくのは正確な根拠資料がないためとか

それにしても後世に名を残している方々が

このような形で組織人としての生活があったかと思うと

非常に感慨深い

 







 

静寂の緑

 

安土の城の麓

 

まだ見ぬ頂上付近の信長の佇まい

 

前田利家と羽柴秀吉の生い立ち

 

そして戦国の世の成り行き

 

 

今や建物はなく想像するしかないが

当時が偲ばれる

 

 

 

その次には

武井夕庵邸跡

前田利家や羽柴秀吉邸より上層にあるこの人物

どうやら信長の右筆、いわゆる秘書役の武士であったようで





 

そして織田信忠邸跡、織田信澄邸跡、側近の森蘭丸邸跡と続き

いよいよ本丸前の織田信長公本廟にたどり着く

これは秀吉が造ったものとのこと

太刀、烏帽子、直垂などが埋葬された

 

 


 



いやー、歴史を調べながらここに綴っているから

勉強になるし

さらに感慨深いものになってくる気がする

 

 

 

そしていよいよ天守閣跡

ここに立つと

何か壮大な概念が心に宿ってくるような気がして

確かに織田信長公が感じられる

 

 





地下1階地上6階の天主がここに建ち

京を見据え

東を見据え

琵琶湖を眺めて

天下人ならんとしていたのだろう

 

 





本能寺の変以降

あまり手が付けられなかった状況は

生い茂る緑と

石垣の静けさに感じいる

 

 


 

想像を超えて

心に響くものと

想像を超えて

足に響くもの

 

 

 

地元のおじいさまたちに

どっから来たん?愛媛?四国の愛媛?

 

って、四国以外に愛媛はないですけど、

そんなボケ会話の中

勧められたお堀の船には乗る興味はなかったです