謝罪と引責辞任 | 理系男子の宝塚ラボ

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娘の笑顔が大好きでした……

そんな言葉から始まるご遺族の声明文を背筋を正して聞きました。

 

このブログでも繰り返し書いてきましたが、故人の笑顔に僕たち観客も癒され、励まされ、幸せをもらってきました。

なのに、あの笑顔の裏で、そこまで追い詰められていたとは……。

 

 

声明文より

「どんな辛いことがあっても舞台に立っている時は忘れられる」と娘は言っていました。

けれど、それを上回る辛さは、忘れられる量をはるかに超えていました。

……

あの時「自分のことだけを考えなさい」と強く言って辞めさせるべきでした。なぜそう言ってやらなかったのか、どれだけ後悔してもしきれません。

 

 

川人博弁護士に依頼されたことからも、ご遺族の無念が伝わってくる。

弁護士 川人 博【弁護士の肖像】 | Attorney’s MAGAZINE Online 

 

 

 

阪急阪神ホールディングス株式会社及び宝塚歌劇団は、ご遺族に対し早急に誠実な対応をすべきでした。

 

あの理事長と企画室長の、どこか他人事のような会見には誠意を感じず違和感しかなかった。

 

 

このようなご遺族の想いを知りながらも、宙組東京公演のチケットを販売し幕を開ける気だったということですか。

そう思うと呆れてものが言えない。

事態を冷静に考えると……。

そのような理事長も関係者も引責辞任しか道はないでしょう。

 

歌劇団は一刻早く、宝塚歌劇団の伝統と名に恥じぬような謝罪の会見を開いたほうがいい。

 

 

そして、会見ですら「故人の名前を伏せている」ご遺族の想いがわかりますか。

そんな遺族の想いを踏みにじり、名前を晒し、故人の写真まで利用して商売をしている週刊文春とそれに乗ったブロガーの心無い行為も許されるものではないと僕は思います。