こんばんは。
みんなで育っていく。
こんな記事を以前書きましたが、今日はまさにそんな日でした。
病院で通常勤務の後、夜は大学で講義。
よくあることですが、病院では後輩の臨床心理士と、大学では学生と、同じ話題になりました。
今日のテーマは、「目標設定のコツ」です。
患者さんやクライエントが困っていることを教えていただき、みなさんが進みたい方向に進めるように、一緒に歩んでいくのが私たちの仕事。
「目標設定」はかかせない、必須の、まず取り組むべきことです。
-カウンセリングを終えるとき、どんな自分になっていたいですか?
あどんなことができたら、ひとつ歩みを進められた!と思えますか?
そんな風に質問します。
日常でも、やりたいことや夢に向けて、具体的な目標を設定することが大切ですよね。
みなさん、何か目標を設定していますか?
また、周囲の人が何か目標を決めている、ということもあるかもしれません。
今日話題にあがった、相談が先々難しくなる「目標設定」は、「○○しない」という否定形の目標です。
たとえば、こういったものです。
-「嫌なことがあってもくよくよしない自分になる」
あ「人にどう思われるか気にならない自分になる」
特に、病院でカウンセリングを受けようと来られる方は、困っていることがあってお越しになります。
その、困ったことをなくしたい、それがない自分になりたい、とおっしゃるのは理にかなっています。
そのとおりだなぁ、と思います。
でも、この「目標設定」のまま、クライエントと共有するのは適切ではないと私は考えています。
では、なぜ「○○しない」という目標は、先々相談が難しくなるのでしょうか?
その理由のひとつは、達成したかどうかの判断が難しいからです。
「くよくよしない自分」になれた!
「人にどう思われるか気にならない自分」になれた!
どうなったとき、このように思えるのでしょうか。
どうなったら、目標が達成されたと判断されるのでしょうか。
それはきっと、
-「嫌なことがあってもくよくよせずに、毎日のお散歩に行った」とか
あ「人にどう思われるか気にせずに、頼まれた仕事を断った」とか
「○○する」ということができたときなはずです。
くよくよしないあなた、人にどう思われるか気にならないあなたになって、どんなことができるようになりたいのですか?とお伺いします。
そうして、「○○する」というかたちにするとどうでしょうか?
-「毎日お散歩に行く」
あ「頼まれた仕事をときには断る」
明日から何をしたらよいか、とても具体的にわかるようになります。
さぁ。少しずつ、取り組めそうな気がしてきませんか?
目標を立てるときは、「○○する」「○○できる」という「行動目標」を立てましょう。
ぼんやりとしたイメージではなく、どんな自分になりたいか、想像してみましょう。
目標設定のコツ。それは「行動目標」を立てること。
ここからあなたの目指す姿への道がはじまります。
今日、このブログを読んで下さったあなたは、既に一歩、進みました。
一緒に歩んでいきましょう。
