前回ヤシカ8E-Ⅲを購入してLUMIX G1に取り付けようとしたら、あえなく失敗に終わりました(アホや)。そのくだりは下にリンクを貼っておきます(失敗談なぞいらんわ)。

 

 さてこうなると俄然燃えてしまいます。金欠だというのに再度ヤシカ8をポチリ。今度は事前に調べてこのレンズがDマウントであることを確認済みです(最初からそうせんかい!)。

 

 

 早速D⇒CマウントとC⇒M4/3マウント変換アダプターをつかってG1に取り付けます。フランジバックが短いので、この状態では∞にしても数㎝が限界です。ここからAS IS CAMERAさんの動画(前回ブログにリンクあります)に従ってテレコンレンズを取り付けていきます。と、ここで問題発生。動画ではダイソーのスマホ用広角レンズのネジ径がD⇒Cマウントにシンデレラフィットするんですが、購入した広角レンズのフレームにはそもそもネジが切って有りません。

 

 

 よくよく調べてみると、以前は広角・接写用レンズと魚眼レンズが別々に販売されていたのを、両方セットにして、その分原価低減でレンズの金属製フレームをプラスチックの嵌め込み式フレームにモデルチェンジされてました。うーん、ワンコインでセットにしてしまうなんてすごいぞダイソー!じゃなかった、余計なことしてどうしてくれるんですか!全国にはDマウントレンズをマイクロフォーサーズで使いたい人が大勢いるんですよ(おらんわ)。仕方が無いので、とりあえずテレコンレンズをD⇒Cアダプターの裏側に接着剤でつけて写真をとったのが上の写真です。なんとか30㎝位まで距離が伸びました。

 

 

 ここまで来たらやるっきゃないでしょう。ということで広角レンズのプラスチックフレームをぶったぎって取り出したレンズをD⇒Cアダプターに当ててみると、幸いにレンズの方が径が大きいことが確認できました。後はレンズの淵をアダプターのネジ径まで慎重に削ればなんとかなりそうです。完全手作業となります。

 

 

 まあレンズも樹脂製なので、疵をつけないようにゆっくりやれば2時間くらいでできました。仕上げにできるだけDマウントレンズにテレコンレンズが近づくようにセットして接着して完成です!丁度アジサイが咲いていたのでパチリ。遠くの画像も問題無く無限遠まで撮影できるようになりました!というか、レンズを近づけすぎて無限遠以上になってしまった。もう接着剤で止めちゃったのでこのままにします(手抜きすな!)

 

 

 早速玉ボケやぐるぐるボケに挑戦してみました。玉ボケは6角形になりましたが、ものすごく撮影条件に敏感で上手くとるには修行が必要そうです。ひずみは思ったほどは無くてぐるぐるボケは撮れませんでした(撮れんのかい!)

 

 

 こちらは同じカメラとDomiplan 50mm f2.8での玉ボケ。EXAKTA⇒m4/3アダプターを使っています。やっぱりDomiplanは柔らかい写真が簡単に撮れて素人に優しいレンズですね。ん、良く見たら葉っぱ枯れてる(センスなしや!)

 

 

  さて、今回はレンズを削ってへこたれそうになりましたが、世の中にはお米からゴジラを削り出してしまう方がいます。その紹介動画がこちら

 

 

 

うーん、素晴らしい。キングギドラ作って欲しい。

 

そんなこんなで念願のDマウントのオールドレンズをマイクロフォーサーズで撮れるようになりました。AS IS CAMERAさんに感謝です!なお、もしご自分でやられるという方は自己責任でお願いします。結構奥までレンズを入れるので、センサー部やシャッター機構に当たらないように注意が必要です。

 

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レトロ雑貨 総集編 VINTAGE ITEMS Table of Contents | Vintagetravelerのブログ (ameblo.jp)

 

❣前回失敗のくだりはこちら

レトロ雑貨 ぐるぐるボケが撮りたくてYASHICA8-EⅢをゲットしてみたら | Vintagetravelerのブログ (ameblo.jp)