VINTAGE FIVE STATE 修理の実績(88) DRUMTRAKS オーバーホール | Vintage Five State

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DRUMTRAKS

SWQUENTIAL CIRCUITS DRUMTRAKSの修理を受付けました。

 

動作チェックしてみると、こんな感じです。

 

 1)マスタボリュームの接触不良

 2)パネルの大きいボタンを押しても、反応がないものが1個  その他も、2度打ちが出る

 3)小さいボタンを押すと、引っかかって戻ってこない 3個

 

機能的には問題ありませんが、接触不良が出てきてます。

 
 

DRUMTRAKS内部

不良が起きているところだけを直すのと、全体のオーバーホールでお見積りを出して、オーバーホールの方でOKをいただきました。

 

まずは、内部のコネクターを「VFS」接点洗浄/保護処理。

接触不良を解消して、下準備しておきます。

 

つぎに、バッテリー電圧のチェック。 こちらはOKでした。

 

 

パネル基板

そのつぎが、パネル基板のプッシュボタンとボリューム4個のメンテナンス。

 

これも、それぞれ「VFS」接点洗浄/保護処理を行ないます。

 

終わったら、引っかかりのあるボタンを、グリスアップ。 押した感触もアップしてます。

 

 

DRUMTRAKS

基板を取付ける前にパネルを清掃して、もとに戻したら修理完了!
 
動作チェックしてみると、問題なし。
 

接触不良の不良だけだったので、それほど難しい修理ではありませんでした。

 

 

YAMAHA HS8

作業を終えて、最終チェックします。
 
YAMAHA HS8で試聴すると、「DRUMTRAKS」らしい音がきちんと出ています。
 
 
修理完了ということで、お客様に納品します。
 
ドラムマシンで、ボタン類が接触不良だとかなりストレスなんですけど、これで気持ちよく操作できるようになったと思います。

 


 

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