過大入力は、おすすめしません | Vintage Five State

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30年の実績 ビンテージシンセの修理とオーバーホール

NEVE 1073EQ
修理でよくあるのが、ニーブのマイク・プリアンプとか、アナログシンセの「音声入力」の故障。
 
音声信号を受ける、入力段のトランジスタとかオペアンプが、よく焼けてます。
 
 
たぶんですけど、ギタリストがギターアンプと同じノリで、レコーディング機材やアナログシンセに大きい信号を入れちゃったのでしょう。
 
ギターのエフェクターには、たんに音をでかくする「クリーン・ブースター」なんていうのもあります。
 
それを、お高いマイク・プリアンプとかアナログシンセの入力に入れられたら、壊れます。
 
 
真空管とは違って、ソリッドステートな半導体は、過大入力に弱いです。
 
ディストーションなどのエフェクターは、ダイオードで「保護」してるから過大入力も平気なんですが、一般的な半導体アンプは大きな信号を入力されたら、たまりません。
 
 
ということで、面白そうだからというだけで、マイクプリとアナログシンセに大きな信号を入れて歪ませるのは、推奨しません。
 
自己責任とはいえ、壊れてしまうとモッタイナイと思います。
 
 

 

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