前の記事で、ROLAND JUNO-106の「VCF」を発振させたときに、音程を安定させる方法について書きました。
SCI PROPHET-5のVCFにも、使いこなしがあります。
PROPHET-5のVCFは、「ENV-AMOUNT」を上げて使うと、各ボイスで音色にバラつきが出てきます。
ですので、なるべく「ENV-AMOUNT」か「VCF SUSTAIN」を下げて使う必要があります。
PROPHET-5は、各ボイスで「CUTOFF」を内部調整できるんですが、「ADSR」のかかり具合は微妙に差が出ます。
「VCF CUTOFF:0 RES:10 ENV-AMOUNT:10 SUSTAIN:10」にしたときに、ボイスの間で音色のバラツキが目立ちます。
ですが、「音のテクスチャー」という意味では、音色のバラつきを作り込めるので、音楽的な自由度があります。
そこらへんを、SCI社長のデイブスミスはわかっていたのではないでしょうか?
何でも「均一」がいい!となると、「GM音源」のような音色になってしまいます。
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