2つのVCOの合わせ方 | Vintage Five State

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30年の実績 ビンテージシンセの修理とオーバーホール

MINIMOOG
アナログシンセサイザーといえば、2つのVCOを使うものがほとんどです。
 
MINIMOOGはVCOが3つですけど、LFOに1つ使うので、実質 2VCO。
 
ROLAND SH-2 SH-5 SEQUENTIAL CIRCUITS PRO-ONE なんかも、2VCOです。
 
 
で、問題なのが、この2つのVCOの音程合わせ。
 
いい感じに「デチューン」を掛けたいんですけど、うまく音程合わせができないときがあります。
 
鍵盤の左と右で「デチューン」が違っていて、どうにも弾きにくい。
 
 
タブレット
こんなときは、シンセのチューニングが狂ってるんじゃないの?と思いがち。
 
でも、ちょっと待ってください。 シンセは狂っていませんよ!?
 
 
鍵盤の右の、音程の高い方で「デチューン」を合わせてみてください。
 
そうすると、鍵盤の低い方でも、掛かりは一緒になっていると思います。
 
なぜかといえば、人の耳は「高い」音程のほうが精度がいいので、しっかり合わせられるからです。
 
 
これで合わせられないようですと、シンセのチューニングが狂ってるんじゃないか?ということになります。
 
当店にて、アナログシンセサイザーの調整も承っておりますので、ご利用お願いします。
 

 

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